「KOOVってそもそも何?どんなおもちゃなの?」
「KOOVってどこの企業が販売してるの?」
「KOOVってスクールみたいなのがあるの?無料体験ってできる?」
など、『KOOV』について気になっていませんか?
KOOVとは、子どものプログラミング学習のために作られた、ロボット・プログラミング学習キット。
洗練されたデザインにくわえ、おもちゃのように組み立てて遊べて、子どもから大人まで楽しんでプログラミングを学べます。
今回は、KOOVが気になる方のために「そもそもKOOVとは何だろう?」という疑問に応えていきましょう。
こういった内容を解説します。
- 使い方
- ビジュアル
- 特徴
- メリット
- 製品の種類
- 買える場所
- 体験スペース
- KOOVのプログラミング教室
KOOVが気になっている方は必見です!
KOOVとは「SONYが開発・販売しているロボット・プログラミング学習キット」。簡単に概要解説
まず、KOOVについて簡単に概要をまとめました。
KOOVとは?
- KOOVとは「ロボット・プログラミング学習キット」のこと
- 2017年2月から販売開始
- 開発・販売しているのはSONYの「ソニー・グローバルエデュケーション社」
- 無料体験できる場所(ソニーストア)や、導入しているロボットプログラミング教室もある
- 対象年齢:8歳以上
- 価格:21,880円~49,880円
「ロボット・プログラミング学習キット」といっていますが、要するにおもちゃの延長線上で遊んで学べるキットですね。
ブロックと電子パーツを組み立ててロボットを作り、プログラミングを組んで楽しんで使えます。
SONYが手掛けていることもあり、世間的な信用度も十分です。
また、KOOVはアーテックブロックやエジソンアカデミーを手掛けるアーテック社も制作協力しているのも特徴。
アーテックブロックは、タテ・ヨコ・ナナメとつなげられるのが特徴なのですが、KOOVとの類似点に触れた口コミもありますね。
KOOVのブロックは、基本的にはアーテックブロックと同じものです。https://t.co/cUWmui8IAr プログラミング環境はScratchに似ていますが、互換性はありません。アーテックのブロックプログラミング環境はScratchベースです。 https://t.co/sSH95Ozhbo 値段もこちらのほうが安いです。 https://t.co/x1iNrZH7ga
— アベ先生 (CV: 阿部和広) (@abee2) March 3, 2019
口コミでも触れていますが、KOOVの方がやや高めの価格になるので、メリットや特徴をよく知っておく必要があります。
ちなみに、アーテックブロックは、ベーシック 30,186円・アドバンス 42,120円となっています。
(調査した時点での価格なので、変わる可能性があります。)
KOOVがどんなおもちゃ(学習キット)なのか、こちらの記事ではさらに製品について詳しく解説しているので参考になさってください。
-
【口コミあり】親子で楽しめるKOOV(クーブ)の特徴やオススメする人をどこよりも優しく徹底解説!!
ロボットプログラミング玩具
-KOOV, ロボットプログラミング教材
続きを見る
では、KOOVとはどんなおもちゃ(学習キット)なのか?さらに次章から具体的に解説していきましょう。
KOOVとは?さらに具体的に解説
この章では、KOOVについて以下の内容を解説します。
この章で解説するKOOVの内容
- KOOVはどんなおもちゃ(学習キット)なの?ビジュアルと使い方解説
- KOOVにはどんな特徴とメリットがあるの?
- KOOVは現在4つの商品を展開している
- KOOVはどこで買えるの?買える店舗と通販サイト紹介
それぞれ見ていきましょう。
KOOVはどんなおもちゃ(学習キット)なの?ビジュアルと使い方解説
画像出典元:KOOV公式サイト
KOOVは、こういった女の子からも好まれそうな美しいビジュアルをしています。
このビジュアルがKOOV最大の特徴ともいえますね。
ロボットキットらしくないビジュアルですね。カラフルでキレイ!
KOOVの使い方はこのようになっています。他のプログラミング教材と同じような流れですね。
KOOVの使い方
- ブロックと電子パーツを使ってロボットを組み立てる
- パソコンかタブレットでプログラミングを組む
- できたプログラミングを、ロボットに組み込まれたKOOVコアにUSBやBluetoothで転送
- ロボットがプログラミングの指示を受けて動く
(事前にKOOV専用アプリをダウンロードしておく必要があります。)
実際の使い方の動画はこちら。
自分の思い描いたロボットが、プログラミング通りに動くので、モノづくりの楽しさを味わえますね。
こんな口コミを見つけました。ワクワクするのは大事です!
娘は普段scratchやhour of codeで遊んでいるせいか、意外とサクサク動かせてた!やっぱり、ロボットプログラミングは実際にモノが動かせるからワクワクするなぁ✨やってみたかったKOOVもあって、母も大満足(^^) #TEPIA先端技術館 #ロボットプログラミング pic.twitter.com/hHKBEDByN7
— まゆみ@ぼちぼち書く人 (@mayumi_writing) May 4, 2018
KOOVにはどんな特徴とメリットがあるの?
KOOVにはこんな特徴とメリットがあります。
KOOVの特徴とメリット
- 使用者の学習習得度に合わせてアプリを選べる
- Scratch(スクラッチ)のようなビジュアルプログラミング言語を使うので初心者でも簡単に使える
- 性別年齢に関係なく、興味の持てるデザインパーツ
- 3Dモデルもあるので、初心者でも組み立てやすい
それぞれ見ていきましょう。
使用者の学習習得度に合わせてアプリを選べる
KOOVには、以下3つのアプリが搭載されています。
KOOVの3つのアプリ
- 学習コース:プログラミング初心者コース。基礎からプログラミングを学べる。24ステージ75ミッションのコンテンツがある
- ロボットレシピ:ロボット制作用のプログラミング初心者コース。既存の作り方にならってロボットを製作できる
- 自由制作:作ったロボットを世界に向けて公開するコース。学習コースとロボットレシピで理解してから使うのがオススメ
使用者の学習習得度によって、アプリを選択できるうえに、最終的に自分の作ったロボットを公開できます。
自分のレベルと用途にあわせてアプリを選択するといいですね。
Scratch(スクラッチ)のようなビジュアルプログラミング言語を使うので初心者でも簡単に使える
画像出典元:KOOV公式サイト
KOOVには初心者でも理解しやすいように、Scratch(スクラッチ)のようなビジュアルプログラミング言語が使われています。
正確には、Scratch(スクラッチ)ベースのビジュアルプログラミング言語が使われています。
難しい英数字のプログラミング言語でプログラミングを組むわけではないので、初心者でも簡単に使えますね。
性別年齢に関係なく、興味の持てるデザインパーツ
画像出典元:KOOV公式サイト
性別や年齢に関係なく、誰でも興味の持てるデザインパーツをしているのも、KOOVの魅力ですね。
KOOVはこのようなパーツを使っています。
- カラフルで透明なブロック
- 白い電子パーツ
こういったパーツを使っているため、以下のようなイメージやメリットがあります。
- 明るくて親しみやすい
- デザインが洗練されていて美しい
- 大人も女の子にもウケがいい
- 創作意欲が出る
KOOV特有のカラフルなブロックを活用して、このような展示も行われていました。
7/6(土)に開催された「次世代デザイナー ファッション×プログラミング コンテスト」の優勝作品「KOOV umbrella」を、8月末まで展示🥇
“雨の日の憂鬱な気分を晴らす事のできる空間作り”がコンセプトの傘に、ファッションとプログラミングの新しい可能性を感じます☔#ソニースクエア渋谷 #KOOV pic.twitter.com/WQ1LS8NVxt
— ソニースクエア渋谷PJ (@SonySquareSP) July 18, 2019
3Dモデルもあるので、初心者でも組み立てやすい
画像出典元:KOOV公式サイト
KOOVは、組み立て方の3Dモデルも表示され、360度すべての方向から組み立て方が確認できます。
はじめてブロックを触る子どもや初心者でも、戸惑うことなくブロックを組み立てられますね。
こんな口コミを見つけました。子どもが没頭できるのはとてもいいことです。
現代教育の鍵、TinkeringとProgramingを同時に施せるソニーの学習キットKoov。
娘に贈ったらすっかりハマってる。日中は溢れ出す創造性に任せてロボットのデザインと動きプログラミングに没頭→夕方夫婦でワイン片手に娘の作品プレゼン聞くのが最近の週末ルーティン。楽しい。 pic.twitter.com/TlGYuX5tYW— あまん (@buddhobhagavan) June 3, 2017
KOOVは現在4つの商品を展開している
現在、KOOVが展開している商品は以下4つです。
KOOVの4つの商品
- スターターキット(最小限のセットが入っており、手軽にはじめられる):36,880円
- アドバンスキット(全種類のブロックと電子パーツが入っており、すべて楽しめる):49,880円
- ベーシックキット(コンパクトに構成された学校専用キット):24,880円
- 拡張パーツセット(後から拡張するためのパーツセット):21,880円
(いずれも税別・希望小売価格)
それぞれ見ていきましょう。
スターターキット(最小限のセットが入っており、手軽にはじめられる):36,880円
「スターターキット」は、最小限のブロックと電子パーツのセットです。
「いきなり全部そろえるのは気が引ける」「まずは手軽にはじめたい」という方にオススメです。
アドバンスキット(全種類のブロックと電子パーツが入っており、すべて楽しめる):49,880円
「アドバンスキット」は、「スターターキット+拡張パーツセット」に相当するセットになっています。
全種類のブロックと電子パーツが入っているので、「買いそろえるのが面倒」「はじめからすべて揃えておきたい」という方にオススメですね。
ベーシックキット(コンパクトに構成された学校専用キット):24,880円
「ベーシックキット」は、2019年8月22日に新たに「学校向け」として登場したセットです。
他のセットのキットと比べて、大分シンプルなキットになっているのが特徴。
「学習コース」のアプリは1つだけ搭載されています。
拡張パーツセット(後から拡張するためのパーツセット):21,880円
「拡張パーツセット」とは、後からブロックや電子パーツを追加して拡張できるセットです。
アドバンスキットをすでに買っている人は必要ありませんが、スタータキットを持っており「もっと色んなことをしたい」方向けですね。
KOOVはどこで買えるの?買える店舗と通販サイト紹介
こんなKOOVですが、以下の店舗および通販サイトで購入できます。
KOOVを買える店舗および通販サイト
- ソニーストア
- Amazon
- ヨドバシ
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- ジョーシン
- エディオン
- ケーズデンキ
- ノジマ
- コジマネット
幅広く扱っているので、ぜひ自分の普段の購入経路から購入するといいですね。
ところで、買える場所はわかったものの、「実際にKOOVを使ってから判断したい」と、気になっている方もいるのではないでしょうか?
そういった方にオススメなのが、実際にKOOVを手に取って体験できるソニーストアの直営店です。
KOOVを体験できるソニーストア直営店もあるので、実際に触れることができる
KOOVを体験できるソニーストア直営店は以下のとおりです。
KOOVを体験できるソニーストア直営店
- ソニーストア銀座
- ソニーストア札幌
- ソニーストア名古屋
- ソニーストア大阪
- ソニーストア福岡天神
体験にかかる所要時間は15分ほど。予約なしで体験できます。
実際にソニーストア銀座店に問い合わせたところ、
- 「KOOVは5階のフロアに展示されています。」
- 「もし展示されていない場合は、店のスタイリストに声をかけてください。」
とのことでした。
せっかくKOOVに触れられる機会があるので、ぜひとも足を運んでみましょう。
■参考:KOOVでプログラミングを遊びながら学ぼう 体験スペースのご案内 | ソニーストアについて | ソニー
ちなみに、ソニーストアの公式Twitterでは、こういった告知もされています。
夏休み楽しんでますか?
たくさん遊びたい夏休みだけどお勉強も必要ですよね。
KOOVならブロックで遊びながらプログラミングを楽しく学ぶことが出来ます!!店頭ではKOOVの体験できますよ♪
是非お立ち寄り下さい♪https://t.co/lDYPvakYqG#KOOV #プログラミング #夏休み pic.twitter.com/cLAD7hnhP8— ソニーストア 大阪 (@SonyStore_Osaka) August 10, 2018
さらに、お店でKOOVを体験できるだけでなく、KOOVを導入しているプログラミング教室もあります。次章で解説しましょう。
KOOVを導入している教室もある!KOOVのプログラミング教室とは?
KOOVを導入しているプログラミング教室とは、KOOVが提供している法人向けサービスの「KOOV for Enterprise」を導入している教室のこと。
もちろん、自分でKOOVを購入して自宅で使うのもいいのですが、教室だと単にKOOVを使うだけでなく、「KOOVを使ってプログラミングを学ぶ」ことに特化して教えてくれます。
そのため、より専門的にKOOVが使えるうえに、プログラミング学習もできるのですね。
代表的な教室の「個別指導Axis」と「個別教室のトライ」について、それぞれ見ていきましょう。
「個別指導Axis」のロボットプログラミング講座
画像出典元:個別指導Axis|ベーシック・スタンダード個別指導Axis|ベーシック・スタンダード個別指導Axis|ベーシック・スタンダード
「個別指導Axis」の「ロボットプログラミング講座」の基本情報はこのようになっています。
個別指導Axiの基本情報
- 対象年齢:9(8)歳から15歳まで(小学3年生から中学3年生まで)
- 初期費用:2,800円(テキスト代)
- 月額料金:9,960円
個別指導Axiは大手の学習塾ですね。地方でも見つけやすいのが特徴です。
「ワオ・コーポレーション」と共に作ったオリジナルのカリキュラムが使われています。
「個別教室のトライ」のトライ式プログラミング教室
画像出典元:トライ式プログラミング教室|個別教室のトライ
「個別教室のトライ」の「トライ式プログラミング教室」の基本情報はこのようになっています。
個別教室のトライの基本情報
- 対象年齢:小学1年生~6年生(中学生は別途相談可能)
- 初期費用:10,000円(KOOV購入だと55,000円)
- 月額料金:8,000円(KOOV購入だと9,000円)
個別教室のトライも有名ですし、地方で見つけやすいのが特徴です。こちらもオリジナルのカリキュラムが使われています。
これらのKOOVの教室は、こちらの記事でも解説しているので、ぜひ参考になさってください。
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【口コミ評判】KOOVのロボットプログラミング教室の料金・比較・特徴を解説!
プログラミング教室
-KOOVスクール, プログラミング教室, ロボット教室
続きを見る
KOOVのプログラミング教室でも無料体験をしているので、ぜひ足を運んでみよう
KOOVの公式サイトでも、KOOVを導入している教室の無料体験の告知がされています。
今回紹介した個別指導Axisと個別教室のトライ以外の教室も掲載されているので、ぜひご覧ください。
■お知らせ | KOOV ロボット・プログラミング教室 体験授業の参加者 募集中| KOOV
また、こちらの記事ではKOOVのプログラミング教室の申込方も解説しています。他のプログラミング教室の無料体験も解説しているので、ぜひ参考になさってください。
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【画像付き】ロボット教室の無料体験申込み方法は?無料体験に行くべき理由も解説!
プログラミング教室マガジン
-KOOV, アーテック, ヒューマンアカデミーロボット教室, 無料体験
続きを見る
【まとめ】
最後に、今回解説したKOOVについて内容をまとめましょう。
「KOOVとは?」まとめ
- KOOVとは「SONYが開発・販売しているロボット・プログラミング学習キット」
- KOOVは女の子からも好まれそうな、美しいビジュアルをしている
- KOOVのメリットとして「使用者の学習習得度に合わせてアプリを選べる」など
- KOOVは現在4つの商品を展開している
- KOOVはAmazonなどの通販サイトやソニーストアなどの店舗で購入可能
- KOOVはソニーストア直営店だと実際に体験できる
- KOOVは「個別指導Axis」や「個別教室のトライ」でプログラミング教室も開いている
KOOVは初心者でも扱えますし、プログラミングを知らない子でも、楽しんで使えます。
ぜひ、子どものプログラミング学習にKOOVはいかがでしょう?