「KOOVに興味があるけど、どんな口コミがあるの?」
「親子でKOOVでプログラミングを学ぶのってアリ?」
「KOOVの値段ってどれくらい?高い?」
など、『KOOV』について気になっていませんか?
KOOVは「自由に遊んで学べる」をコンセプトに作られた、ロボット・プログラミング学習キット。
「体験者の85%以上がプログラミングもひとりでできた」というデータ(KOOV公式サイト参照)もあり、子どものプログラミング学習として注目を集めています。
今回はそんなKOOVについて、
- 他のプログラミング学習キットとの値段比較
- KOOVの製品の種類
- オススメする人
- KOOVで作れるもの
- 実際の使用者の口コミ
- 親子一緒に学習できるオススメの理由
など、それぞれ解説していきましょう!
KOOV(クーブ)とは?
まずは、KOOVがどんなロボット・プログラミング学習キットなのか解説していきましょう。
KOOV(クーブ)の特徴
KOOVとは、このようなロボット・プログラミング学習キットです。
- 自分でプログラミングを組み、ロボットを組み立てて動かせる
- 難しいプログラミング言語を使うことなく、プログラミングの概念・基礎を学べる
- 作れるロボットの種類は既存で23種類(現在はオリジナルで3,000種類以上)
- カラフルで透明なブロックを使っており、親しみやすいデザイン
- 子どもだけでなく親子そろってプログラミングを学べる
KOOVの使い方はこのとおりです。4段階でロボットを作れます。
- ブロックと電子パーツでロボットを組み立てる
- アプリでプログラミングを組む
- アプリから本体(コア)に作ったプログラムを流す
- ロボットがプログラミングどおりに動く
ロボットやプログラミングと聞くと「複雑そう・難しそう」と思いませんか?
そんなイメージに反して、KOOVはおもちゃで遊ぶように組み立てるので、楽しく遊んで学べます。
KOOVを使ったロボットプログラミング教室もあるので、ぜひこちらも参考になさってください。
■【口コミ評判】KOOVのロボットプログラミング教室の料金・比較・特徴を解説! - |INSPIRE-TV
KOOV(クーブ)の値段と比較
KOOVと、他のロボット・プログラミング学習キットの値段を比較しました。
値段だけでなく、対象年齢などの要素にもぜひ注目してみてください。
プログラミング玩具の種類 | KOOV | アーテックブロック | mBot |
対象年齢 | 8歳〜 | 8歳〜 | 8歳〜 |
学年 | 小学2年~3年生 | 小学2年~3年生 | 小学2年~3年生 |
価格 | ・スターターキットEKV-120S:36,880円 ・アドバンスキットEKV-200A:49,880円 ・拡張パーツセットEKV-080E:21,880円 |
アーテックロボ ベーシック:30,186円 | ・プログラミングロボットmBot:18,144円 ・プログラミングロボットmBot-SET:30,888円 |
対応端末 | Windows・Mac・iPad | Windows・Mac | iOS・Android・Windows・Mac OS |
(KOOVは希望小売価格で税抜です。KOOV以外のプログラミング学習キットは税込です。)
(mBotは会員価格だと「プログラミングロボットmBot」税込17,781円、「プログラミングロボットmBot-SET」は税込30,270円です。)
(価格は公式サイトから参照しているため、サイトによって違う可能性があります。)
(調査した時点での情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。)
ロボット・プログラミング教室だと、入会金約1万円でさらにその後ランニングコストに月額料金約1万円発生します。
やっぱり教室に通うとなると、お金がかかりますよね。
一方、キットでの学習だと、安くすむメリットがありますね。
上記の値段だけ見ると、KOOVよりも安いキットもあるのですが、KOOVはなんといってもデザイン性の高さや組み立てるロボットの自由度が高いのが特徴。
このKOOVの特徴については、また後ほど解説していきましょう。
では、KOOVにはどんな種類の製品があるのか見ていきましょう。
KOOV(クーブ)の製品の種類
KOOVには、以下3種類の製品があります。
- KOOVスターターキットEKV-120S
- KOOVアドバンスキットEKV-200A
- KOOV拡張パーツセットEKV-080E
買う前に注意していただきたいのが、「スターターキット」と「拡張パーツセット」をあわせたものが「アドバンスキット」です。
はじめにどのキットが欲しいのか、しっかり確認しておきましょうね!
また、KOOVは2019年8月22日に新たに「ベーシックキット」も登場しています。
ベーシックキットについては、こちらの記事で解説しています。
■KOOVとは?遊んで学べるロボット・プログラミング学習キット。使い方、特徴、メリットなど解説 - |INSPIRE-TV
KOOVを使う前には、こういった物を準備しておきましょう。
KOOVを使う前に必要なもの
- KOOVアプリを動かす端末
- ネット環境
- 単3形アルカリ乾電池×3セット
- プラスドライバー
さらに、KOOVはロボットを組み立てるだけではありません。
「学習コース」と呼ばれる、KOOVのアプリ内にあるコンテンツで、プログラミング学習を楽しく進められます。
コースは全部で24ステージ75ミッション。製品ごとに受講できるコースは違います。
自由に受講できるアプリなので、自分のペースで進められます。
では、それぞれどんな製品なのか見ていきましょう。
KOOVスターターキットEKV-120S
まず、KOOVのスターターキットには、このような特徴があります。
KOOVスターターキットの特徴
- シンプルなセット(ピース:172個・電子パーツ:16個・学習コース:3・作れるロボットの種類:14個)
- 最小限のブロックと電子パーツが入っている
- 作れるロボットの種類が限られている
(作れるロボットの種類はどんどん増えていく予定です。)
スターターキットは、もっともシンプルなセット。
最小限のパーツで、プログラミング学習ができます。
ほんの一例ですが、こんなロボットを作ることができます。
KOOVスターターキットで作る事ができるロボットの一例
- ワニ
- インコ
- 船
- カニ
- リス
さらに、スターターキットで受講できる学習コースは、次の3種類。
スターターキットの学習コース
- 「はじめてのロボット・プログラミング(全6ステージ)」
- 「ブロックアーティストになろう(全6ステージ)」
- 「プログラミングスキルをみがこう(全6ステージ)」
学習コースの流れは、
「ミッションの内容を確認」→「ブロックでかたちをつくる」→「プログラミングで動きを与える」→「学習した内容をおさらいする」
となっています。
プログラミングをゼロから学べるので、初心者も安心!
KOOVのスターターキットは、ぜひこういった方にオススメします。
KOOVのスターターキットをオススメする人
- 手軽にKOOVをはじめたい人
- KOOVに興味があるけど、自分に合うのかわからない人
- ロボット・プログラミング学習をはじめてする人
- いきなりアドバンスキットからだと混乱しそうな人
様子見ではじめるならスターターキットですね。
つづいて、アドバンスキットについて見ていきましょう。
KOOVアドバンスキットEKV-200A
KOOVのアドバンスキットには、このような特徴があります。
KOOVのアドバンスキットの特徴
- 全種類のブロックと電子パーツが入ったセット(ピース:302個・電子パーツ:24個・学習コース:4・作れるロボットの種類:23個)
- すべての種類のロボットを作ることが可能
(作れるロボットの種類はどんどん増えていく予定です。)
アドバンスセットは、すべてがはじめからセットになっているため、後から買い足す必要がないお得なキット。
スターターキットのロボットに加えて、アドバンスキットではこんなロボットを作ることができます。
- サル
- リフトカー
- 機関車
- イルカ
- 犬
- ギター
さらに、アドバンスキットで受講できる学習コースは、次の4種類。
アドバンスキットで受講できるコース
- 「はじめてのロボット・プログラミング(全6ステージ)」
- 「ブロックアーティストになろう(全6ステージ)」
- 「ロボットのしくみをまなぼう(全6ステージ)」
- 「プログラミングスキルをみがこう(全6ステージ)」
アドバンスキットには、はじめから学習コースがすべて入っているので、「学び足りない!」という心配もありません。
KOOVのアドバンスキットは、ぜひこういった方にオススメします。
KOOVのアドバンスキットはこんな人にオススメ
- はじめからすべて楽しみたい人
- 拡張パーツなど買いそろえるのが面倒な人
- 他のロボット・プログラミング学習を経験済みの人
KOOVをはじめからそろえておきたいなら、アドバンスキットですね。
つづいて、拡張パーツセットについて見ていきましょう。
KOOV拡張パーツセットEKV-080E
KOOVの拡張パーツセットとは、こういったセットです。
- 後からブロックや電子パーツを追加するセット(ピース:130個・電子パーツ:8個)
- 単独では使えないので、スターターキットとのセットで使う
- 「スターターキット」+「拡張パーツセット」=アドバンスキット
繰り返しになりますが、スターターキットと拡張パーツセットをあわせて、アドバンスキットです。
拡張パーツセットは、はじめにスターターキットを買っておくことが前提。必ずスターターキットを準備しておきましょう。
また、後から拡張パーツセットを買い足すと、こういった金額になります。
- スターターキット(36,880円)+拡張パーツセット(21,880円)=58,760円
アドバンスキットは49,880円なので、差額は8,880円。
つまり、アドバンスキットの方に興味があるのなら、はじめからアドバンスキットを買った方がお得なので、注意が必要ですね。
こういった事情から、KOOVの拡張パーツセットは、こういった方にオススメします。
KOOVの拡張パーツセットはこんな人にオススメ
- スターターキットを買っていたが、物足りなくなった人
- 様子見でスターターキットを買っていたが、自分に合うとわかったので買い足したい人
つづいて、KOOVの口コミを見ていきましょう。
KOOV(クーブ)の口コミ
この章では、実際にKOOVを使ってみた方や、関わった方の口コミをTwitterから集めました。
生の口コミから、KOOVがどんな学習キットなのか?ぜひ参考になさってくださいね!
KOOVをいろいろ触ってみる。ブロックの突起がいろいろパターンがある分、特徴的な組み方ができるのだなあ、と。小中高、それぞれで授業で使っているところがあれば、授業見学したいなあ。 pic.twitter.com/VN84yJK6tK
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2019年5月23日
大人目線で見ても、KOOVのブロックがバラエティに富んでいることがわかる口コミですね。
今日から小学生全クラスで、ロボットプログラミング講座koovの特別授業!
グループでの作業は、仲間と意見を出し合いながら。
こうじゃない?
ちがうよ、これだよ。プログラミング画面を見ながら、試行錯誤を繰り返します。
#学優舎#ソニーグローバルエデュケーション#koov#特別授業#楽しい pic.twitter.com/fO5Yev4d9e
— スズケイ (@suzukei27) 2019年5月16日
学校の特別授業でKOOVが使われたときの口コミです。仲間と試行錯誤をしながら作る楽しみが伝わってくるようです。
電気回路の先生主催のサークル!
KOOV 面白かった😂
小学生でも出来るやつで手こずる大学生たちw pic.twitter.com/bn2e0t22zV— まみ (@mami_10_2) 2019年5月15日
大学生でも苦戦してしまうKOOV。苦戦しつつも楽しそうですね。
【やり直しが楽しい!】って言う『不屈女子』にはじめて会った。★KOOVやりながらいろいろマチガって、そのたびに前に戻って修正して。★「うまくいかないとこがイイ」なんてセリフ、大人にも聞かせたいです。★いつの間にか思考がクイズ化しちゃった「正解ばっかり覚える学習」を変えてかないと。 pic.twitter.com/l7UABe4v9C
— scratchhub (@scratchhub21) 2018年11月26日
KOOVを通じて、学ぶ楽しさを実感できているようですね。
koov ランタン!
結構難しいけど楽しい🎶難しかったところ:ブロックを組み立てるところ。うまく刺さらなくてSwift playgroundsみたいにぐるぐる回転させた。よくわからなかったので、穴さえ空いてればいいやで逃げ切った😄
楽しいところ:センサーで反応するのイイ! pic.twitter.com/J1I8kyV5ER— Ohki, Hirose(廣瀬 大) (@ohirose1) 2017年2月18日
こちらはなんと、オリジナルでランタンを作ったようです!
どの口コミからも、「結構難しいけど楽しい」と、プログラミング学習の醍醐味が伝わってきました。
さらに次の章では、KOOVが親子一緒にオススメできる理由を解説していきましょう。
KOOV(クーブ)が親子一緒にオススメできる4つの理由
KOOVの対象年齢は「8歳以上」。そのため、一見「子ども向け」と思われがちなのですが、実は親子一緒にオススメできるのもKOOVの魅力です。
どうして親子そろってKOOVがオススメなのか、
- 子どもだけじゃなく、大人も楽しめるブロック
- アプリが使いやすい作りになっているので、親子一緒に学べる
- 電子パーツが豊富でオリジナル作品も作りやすい
- 女の子にオススメできるカワイイパーツ
それぞれ4つにわけて解説していきましょう。
子どもだけじゃなく、大人も楽しめるブロック
KOOVは子どもが楽しめるだけでなく、大人でも十分に楽しめます。
というのも、
- 大人自身が作って楽しめる
- 子どもが使っている姿を見て楽しめる
と、2通りの楽しみ方があるからです。
大人自身が作って楽しめる
KOOVの外見は一見シンプルですが、「プログラミング」というルールがあるからこそ味わえる楽しみがあります。
そう、限られた条件でルールに従って遊べば、大人でも十分楽しめます。
ワークショップに参加した大人の中には、「KOOVで作った作品を持って帰りたいと思った」といった口コミもあるほど。
大人子ども問わず、純粋に「作る楽しみ」が伝わるキットなのですね。
子どもが使っている姿を見て楽しめる
KOOVには、子どもの成長を見守れる楽しみもあります。親としてはこちらの楽しみが大きいのではないでしょうか?
KOOVを「単なる子ども用のおもちゃとは考えていない」という親御さんもおり、子どもの「KOOVで作ったロボットのプレゼンを聞くのが楽しい」といった意見もありました。
子どもが成長していく様子を、KOOVを通じて見届けることができます。
アプリが使いやすい作りになっているので、親子一緒に学べる
KOOVは、子どもでもプログラミングを理解できるように作られているため、大人も学べます。
アプリもカンタンで使いやすいのが特徴。
たとえば、
- 「〇かいくりかえす」
- 「〇〇になるまでまつ」
- 「DCモーターのはやさを〇にする」
など、ひらがなや読み仮名を使って、子どもでも理解しやすいように作られています。
難しい専門用語が登場しないので、「プログラミングを習ったことがない」「プログラミングはちんぷんかんぷん」という親御さんでも問題なく学べます。
魅力的なアプリメニュー
それぞれ画像出典元:KOOV公式サイト
KOOVのアプリメニューには、こういった特徴があります。
KOOVのアプリメニューと魅力
- 「学習コース」:プログラミングの知識を順番に基礎から学べる・クイズやまとめがある
- 「ロボットレシピ(作れるロボットのこと)」:既存の作品例を見よう見まねでも直感的に作成可能
- 「自由制作」:オリジナルのロボットを作成可能
子ども目線に立って作られたアプリメニューなので、はじめてプログラミングに触れる大人でも戸惑うことなく進められます。
電子パーツが豊富でオリジナル作品も作りやすい
電子パーツとは、組み立てたブロックの動きや表現をするためのパーツ。
KOOVは、電子パーツの種類が豊富なのでオリジナル作品も作りやすいのが特徴です。
KOOVにある電子パーツは、LED・コアボタン・光センサー・赤外線フォトリフレクタ・ブザー・DCモーター・サーボモーター・プッシュスイッチなど、全部で8種類あります。
これらの電子パーツを駆使すれば、たとえばこんなことができます。
- 音楽を鳴らすことができる
- 3色のLEDライトで点灯させることができる
- 車輪の回転速度を変えることができる
本当におもちゃみたいで楽しそうですよね!
口コミでも、「オリジナルでランタンを作った」という内容がありましたが、表現の幅が広いため「こんなふうにしたい!」と思えたことが、表現しやすいのですね。
さらに、KOOVは自分の作ったロボットをユーザー間で公開することだって可能。
ネットを通じて共有できるので、仲間同士で刺激し合い、想像力も磨かれていきますね。
女の子にオススメできるカワイイパーツ
KOOVは女の子も親しみが持てるデザインパーツです。こういった要素があります。
- 透明でカラフルなブロックと白い電子パーツを使っており、明るくて親しみやすいイメージ
- 洗練されたデザイン
リスなどのかわいらしい動物や楽器のロボットも作れるのも特徴
それに、透明でカラフルなブロックは、大人が見てもキレイと感じるはず。
アクセサリーみたいにキレイなので、思わず触りたくなるかも!
「プログラミング」と聞くと、なんとなく理系で男の子のイメージがありますが、男女関係なく使えるデザインも、KOOVの魅力といえるでしょう。
KOOV(クーブ)の作品例
KOOVの作品例も紹介しましょう。
こちらはプレゼントボックス。他のプログラミング学習キットでは見かけないような作品ですよね。
さらにこちらはなんとカバ。なんともユニークですね!
KOOV(クーブ)は親子で一緒に遊べるプログラミングのおもちゃ
ここまでKOOVについて解説してきましたが、KOOVは単に「プログラミングを学習する」だけではありません。
親子一緒になって「ワクワクすること」「遊び心を育むこと」「試行錯誤を繰り返すこと」で、学びの楽しさを教えてくれるでしょう。
また、SONY主催のワークショップイベントでは、親子でKOOVに触れ合うこともできます。ぜひ親子で足を運ばれることをオススメします。
■KOOVでプログラミングを遊びながら学ぼう 体験スペースのご案内 | ソニーストアについて | ソニー
ぜひとも、親子一緒になって、学校のプログラミング学習だけでは得られない体験をしていただきたいです。
まとめ
最後に、KOOVについてまとめました。
KOOVのまとめ
- スターターキット36,880円・アドバンスキット49,880円・拡張パーツセット21,880円
- スターターキットだと、手軽にプログラミングをはじめたい人向け
- アドバンスキットだと、はじめからすべてそろえて楽しみたい人向け
- 拡張パーツセットだと、スターターキットを買っていたが物足りなくなった人向け
- 23種類のロボットを作れる
- アプリがやさしく作られており、見た目も洗練されているため、親子で楽しんで学べる
繰り返しになりますが、親御さんの中には「KOOVは子どものプログラミング学習への投資」と捉えている人もいるほど。
「決して無駄にはならない」という確信があることがわかります。
ぜひ、親子そろってKOOVでプログラミング学習してみてはいかがでしょうか?