CCNAとはどんな資格?基本情報・平均年収・おすすめスクール・参考書を解説!

シスコシステムズ社

「CCNAってどんな資格?」

「CCNAって就職に強いみたいだけど、未経験でもOK?」

「CCNAの試験内容って?参考書とか勉強サイトってあるの?」

 

など、『CCNA』の資格について気になりませんか?

CCNAとは、世界最大手のネットワーク機器メーカー、「Cisco Systems(シスコシステムズ)社」認定の資格インフラエンジニアを目指す方にとって、ぜひ取得したいところです。

このページでは、CCNAの資格について知りたい方のために、以下の内容をお伝えしていきましょう。

このページでわかるCCNAのこと

  • 基本情報(シスコ技術者認定試験・資格取得者の平均年収など)
  • 試験の概要(出題範囲・申込方法・対象年齢・受験料など)
  • 勉強方法(プログラミングスクール・参考書・Web教科書)

それでは見ていきましょう!

CCNAとはインフラエンジニアの登竜門として取得したい資格!基本情報を解説

シスコシステムズの公式サイト画面

画像出典:シスコ - 日本

CCNAとは、インフラエンジニアの登竜門としてぜひ取得したい資格です。

CCNAの基本情報をまとめました。

  • 「Cisco Certified Network Associate」の略語
  • 世界最大手のネットワーク機器メーカー、「Cisco Systems(シスコシステムズ)社」認定の資格
  • 「Cisco Systems社製のネットワーク機器(ネットワークケーブルやルーターなど)の導入や設定ができる」というもの
  • 国家資格ではなくベンダー資格(いわゆる民間資格だが、メーカーの製品の取り扱いスキルを証明できる資格)

基本情報をご覧になって、「なぜCisco Systems社限定の資格なの?」と思われたのではないでしょうか?というのは、全世界のネットワークのシェアの大半を占めているのがCisco Systems社製のためです。

つまりCCNAの資格を持っていれば、「世界中のネットワーク機器の導入や設定が可能」ということなのですね。「英語ができる」「海外で仕事をする」となった場合でも、通用するといえるでしょう。

CCNAは、IT企業でも新人向けに習得を目指すところが増えてきています。インフラエンジニアを目指す方にとって、ぜひ取得しておきたい資格でしょう。

Cisco Systems社の公式サイトはこちら。

シスコ - 日本

「シスコ技術者認定試験」は2020年に改定

CCNAは、Cisco Systems社認定の「シスコ技術者認定試験」の一つ2020年には試験が改定されています。改定を受け、以前は9種類あったCCNAの試験が一つに集約されました。

この集約により、「試験範囲が広くなり難易度が上がった」「受験料が下がった」などの特徴があります。

シスコ技術者認定試験は全部で5種類

シスコ技術者認定試験は全部で5種類あります。

5種類の試験は以下のとおり。難易度は上から下にいくにつれて高くなります。CCNAは2番目に易しい資格です。

  • エントリー:CCT
  • アソシエイト:CCNA・DevNet Associate
  • プロフェッショナル:CCNP・DevNet Professional
  • エキスパート:CCDE・CCIE
  • アーキテクト:CCAr

CCNAはまだ下のほうのクラスのため、少しずつキャリアアップして挑戦していきたいところですね。

資格取得者の平均年収は404万~578万円

Cisco Systems社発表によると、CCNAの資格取得者の平均年収は404万~578万円です。

データは2013年のもののため、少し古くはあるのですが、感覚的にこれくらいなんだと知っておくといいでしょう。

参考までに、他の資格取得の年収との違いをご覧ください。

資格の種類 平均的な経験年数 平均的な年収
エキスパート(CCIE) 4年以上 645万~900万円
プロフェッショナル(CCNP) 3年以上 496万~701万円
アソシエイト(CCNA) 2年以上 404万~578万円

ところで同じCCNAの資格を取得していても、「システムエンジニア」「ネットワークエンジニア」を選ぶかでも、年収に違いがあります。

職業の種類 年収
システムエンジニア 300万~600万円台後半
ネットワークエンジニア 300万半ば~800万円台前半

データ出典・参照:2013 Demand and Compensation research in Japan : CCNA, CCNP, and CCIE

システムエンジニアとネットワークエンジニアの違いは?

  • システムエンジニア:システムの設計(企画や設計、運用など)をおこなうソフト系のエンジニアのこと
  • ネットワークエンジニア:インターネット通信のためのインフラを扱う、ハード系のエンジニアのこと

ちなみにエキスパートクラスのCCIEは、Cisco Systems社でも「最高峰」と称され、年収も1,000万円に手が届くほどですね。

CCNA取得者の声を見ていると、CCNA取得後も順番にシスコ技術者認定試験を攻略している方が見られます。「ネットワークをもっと勉強したい」「キャリアを積みたい」という方は、ぜひCCIE攻略も視野に入れておくといいでしょう。

改定により価値が高まっている

2020年に試験内容の改定があったことで、CCNAは以前と比べて難しくなっています。

そのためCCNAそのものに価値が上がってきており、「CCNAの資格を取れた」だけでも一目置かれるといえるでしょう。

また「CCNAは未経験者でも、就職のハードルがさほど高くない」というのもあります。

というのはCCNAの勉強によって、「就職時にすでにネットワークの基礎が身に付いている状態」というのがあります。つまり就職活動はもとより、現場に出ても役立つ状態なのですね。

例えばCCNAの資格を持っていない人が「VLAN」「スイッチ」といった言葉を聞いても分かりません。言葉の意味が分かっている、いない状態で現場に入るのでは、大きな差があります。

「通用するか否か」の観点で見たとき、未経験でも「CCNAの資格を持っている」ことは、大きな武器になるのです。

3年ごとの更新が必要なため注意

CCNAで注意したいのは、資格の有効期限が永久ではないこと3年たてば失効されるため、再認定には再度CCNAの試験を受けるか、上のクラス(CCNPやCCIEなど)への挑戦が必要です。

しかし再度CCNAの試験を受けて再認定されるより、上のクラスへの挑戦をおすすめします。

というのは3年間仕事をしていると、おのずと知識と経験値が積めているためです。ぜひ上のクラスを目指していただきたいところ。

中には「転職時だけ、スキルを証明できる資格を持っていればいい」「3年の間に国家資格を持っておくといい」という経験者の声もあります。

ご自分の計画に合わせて、ぜひ効率的に資格を保持していただきたいところですね。

エンジニア初心者にとって難易度は高め

CCNAはシスコ技術者認定試験の中で2番目に易しい資格、とお伝えしましたが、決して「誰にでも易しい」わけではありません。エンジニア初心者にとっては、難易度の高い資格とされています。

CCNAの合格率は発表されていませんが、「改定で合格率は少なくなっているだろう」という意見があります。

実際にCCNAに合格した方の声を見ると、「休日は6時間、平日は4時間勉強した」「100時間は勉強した」などの声が見られました。

後ほど、CCNAを勉強するためのプログラミングスクールや参考書なども紹介するため、きちんと勉強してから挑みましょう。

CCNAの試験の概要(出題範囲・申込方法・対象年齢・受験料など)

パソコンをいじっている人の様子

ここまでCCNAの基本情報をお伝えしてきましたが、この章ではCCNAの試験の概要をお伝えします。

出題範囲(必要な知識と技術)と出題配分

CCNAは以下の内容から試験が出題されます。出題配分はパーセンテージをご参照ください。

  • ネットワークの基礎:20%
  • ネットワークアクセス:20%
  • IP 接続:25%
  • IP サービス:10%
  • セキュリティの基礎:15%
  • 自動化とプログラマビリティ:10%

参照・参考:CCNA 試験 v1.0(200-301:Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA) - Cisco

出題内容と出題配分が分かっていることで、試験勉強のめどが付きやすいのではないでしょうか?

申込方法・対象年齢・受験料・試験時間

CCNAの申込みは、ピアソンVUE(CCNAのテストを提供している会社)からおこなう方法があります。

ピアソンVUEのサイトから、専用の新規アカウントを作成、登録しましょう。ピアソンVUEのサイトはこちら。

ピアソン VUE - Cisco Systems, Inc.

新規アカウントを作ったら試験予約のサイトから試験の予約をおこないましょう。ここで先ほど作ったアカウントを使います。

予約サイトはこちら。

Cisco Systems :: ピアソンVUE

CCNAの対象年齢・受験料・試験時間などは以下のとおりです。

  • 対象年齢:13歳未満は受験不可(13歳から17歳は、保護者もしくは法定後見人の同意がある場合、受験可能)
  • 受験料:3万6,960円(税込)
  • 試験時間:120分
  • 試験日:テストセンターによって異なる
  • 試験会場:ピアソンVUEにあるテストセンターリストを参照

CCNAのテストの申込みはやや特殊ですが、きちんと方法を確認してから申し込みましょう。

CCNAを勉強する方法(プログラミングスクール・参考書・Web教科書)

スマートフォンを見ながらノートを取る様子

この章ではCCNAの勉強方法として、おすすめのプログラミングスクールや参考書、Web教科書をお伝えします。

「独学では難しい」方はプログラミングスクール、「自分で勉強したい」「金銭面で難しい」方は参考書やWeb教科書を使いましょう。

【プログラミングスクール】ウズウズカレッジ

ウズウズカレッジ

画像出典:ウズウズカレッジ|20代が仕事を学びながら、就活できる就業支援サービス

CCNAを学べるプログラミングスクールとして、まずおすすめするのは「ウズウズカレッジ」です。

  • 運営会社:株式会社UZUZ(ウズウズ)
  • 受講料金:16万5,000円(税込)
  • 受講期間:1カ月~3カ月間
  • 特徴:主に20代の第二新卒・既卒・フリーターを対象とした、個別指導型ITスクール

ウズウズカレッジはCCNAコース以外にも、プログラミングコースの2つのコースから選べるITスクール。個別指導型かつ完全オンラインのため、一人ひとりに対応した指導が魅力

「短期間でもしっかりサポートを受けたい」「就職に自信が持てない」方にこそおすすめです。希望者には就職支援も可能!

ちなみにウズウズカレッジのYouTubeチャンネルでは、CCNAの基礎講座を公開中。高評価を得ています。これからCCNAを学ぶ方にとって、一見の価値があるのではないでしょうか?

ウズウズカレッジの公式サイトはこちら。

ウズウズカレッジ|20代が仕事を学びながら、就活できる就業支援サービス

ウズウズカレッジについて取り上げた記事はこちら。実際に受講された方と担当者の方へのインタビューも掲載されています。特に担当者の方の熱意が伝わるインタビューは必見!

ウズウズカレッジは「未経験や職歴のない人」も支援!料金・CCNAなど解説!

【プログラミングスクール】KENスクール

KENスクール

画像出典:パソコンスクール・ITスクール|資格と就職に強い【KENスクール】

つづいて紹介するプログラミングスクールは、「KENスクール」です。

  • 運営会社:株式会社シンクスバンク
  • 受講料金:23万8,700円~101万6,400円(税込)
  • 受講期間:6カ月~12カ月間
  • 特徴:コースが豊富で自分に合ったコースを選べる

KENスクールでCCNAを学べるコースは、「ネットワークコース」内にあります。「CCNA単体」で学べるだけではなく、別の要素と複合しているなど、CCNA関連だけで全部で8コースあります。

受講期間は最低でも6カ月までのコースがあるため、「長期間でじっくり受けたい方」におすすめのスクールですね。なお転職サポートは無料です。

KENスクールの公式サイトはこちら。

パソコンスクール・ITスクール|資格と就職に強い【KENスクール】

KENスクールの紹介記事はこちら。

【評判あり】KENスクールは厚い転職サポートのあるITスクール!徹底解説!

【参考書】シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集

CCNAの参考書で紹介するのは、「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集」です。Amazonの中でも、特に高評価かつ評価数の多い一冊ですね。

著者は専門スクールの現役講師。テキストと問題集が一緒になっており、2020年の改定に対応しています。

合格のためのメソッドや頻出テーマも分かりますし、模擬試験2回分を収録した888ページのボリューム。

「CCNAの参考書!」といえば、まずはこの本からはじめてみるといいでしょう。

【Web教科書】CCNAイージス

最後に紹介するのは、Web教科書の「CCNAイージス」です。サイトの閲覧はなんと無料です。

CCNAの参考書の場合、「分厚いうえに掘り下げ方が深いため、実は試験に出ないところもある」という声もあります。

同じような経験をしており、「効率よく勉強したい」「参考書を買ってもあまり意味がなかった」「節約したい」といった方におすすめのサイトですね。

CCNAイージスの公式サイトはこちら。

CCNAイージス:CCNA(200-301)Web教科書

CCNAはこんな人におすすめ!

ここまでお伝えしてきた内容をもとに、CCNAの資格はぜひこういった方におすすめします。CCNAを取得後、エンジニアとして働く場合を想定しました。

  • 未経験だがエンジニアとして就職したい
  • すでに参考書やスクールなどがある分野で勉強して就職したい
  • 少しずつキャリアを積みたい
  • 勤勉で知識を吸収するのが好き
  • 機械いじりが好き
  • デスクワークで同じ作業の繰り返しでも平気
  • 相手(クライアント)の要望をきちんと聞ける

上記の中で特に大事と感じるのは、「勤勉で知識を吸収するのが好き」ではないでしょうか?

というのは、CCNAに限らずどの仕事でも同じですが、勉強し続けることはとても大事なことです。しかし人間は、歳を取るほど新しい知見への抵抗が出てきてしまうもの

筆者の見てきた中で、この「勤勉で知識を吸収するのが好き」という要素は、人から教えられるものではないと感じずにいられません。自発的に若いうちから勉強できる人は、後からの伸びしろがまったく違います。

CCNAは3年ごとの再認定もあるうえに、CCNPやCCIEといった上のクラスも目指せる資格。知識の吸収と、キャリアアップができれば、年収アップにもつながります。

少しでも「向いているかも」と感じた方は、ぜひ取得していただきたい資格ですね!

【まとめ】CCNAの資格を取得して就職に生かそう

CCNAについてお伝えしてきました。最後に、お伝えしてきた内容をまとめましょう。

  • CCNAとはインフラエンジニアの登竜門として取得したい資格
  • 2020年に試験内容が改定されている
  • 資格取得者の平均年収は404万~578万円
  • 3年ごとの更新が必要
  • 13歳未満は受験不可
  • 受験料は3万6,960円(税込)
  • CCNAを勉強する方法として「ウズウズカレッジ」などプログラミングスクールなどに通う方法がある
  • おすすめする人は「未経験だがエンジニアとして就職したい」「勤勉で知識を吸収するのが好き」など

CCNAの資格を取得して、ぜひ就職に生かしましょう!

© 2021 INSPIRE-TV