ロボットプログラミング教材おすすめ13選!値段・特徴などを徹底解説!!

「ロボットプログラミング教材って、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない」

「子どもが小学生なんだけど、どんなロボットプログラミング教材がいいの?」

子どものロボットプログラミング教材で、こういったことが気になったり、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では未就学児~中学生で、以下3段階の年代に分け、おすすめのロボットプログラミング教材を紹介します。

3段階の年代にわけてロボットプログラミング教材を紹介!

  • 小学生未満の未就学児(7歳未満)
  • 小学生低学年から(6・7歳以上)
  • 小学生高学年から(10歳以上)

教材ごとに「値段」「対象年齢」「特徴」「おすすめする子ども・親」「口コミ」についても触れているので、ぜひ子どもにピッタリのロボットプログラミング教材を見つけてください。

子どものロボットプログラミング教材選びで迷っている方は必見です!

小学生未満の未就学児(7歳未満)向けロボットプログラミング教材おすすめ4選

「小学生未満の未就学児(7歳未満)年代」でおすすめのロボットプログラミング教材には、このような特徴があります。

未就学児のロボットプログラミングの特徴

  • パソコンやスマートフォンを使わなくても使える教材が多い
  • 「おもちゃ」としての要素が他の年代と比べて強い
  • 難しいことは教えずに「遊ぶこと」が重視されている
  • すでに完成されているロボットを使う(ブロックなどで組み立てない)

この章では、以下4つのロボットプログラミング教材をおすすめしています。

紹介するロボットプログラミング教材

  • alilo(アリロ)
  • カードでピピッと はじめてのプログラミングカー
  • Botley(ボットリー)
  • Cubetto(キュベット)

それぞれの対象年齢・学年・値段・対応端末を比較しました。

教材 対象年齢(学年) 値段 対応端末
alilo(アリロ) 3歳以上
(年少)
alilo(アリロ)基本セット 19,767円(Amazon価格・税込) iOS(iPhone・iPad・iPod touch)・Android(Bluetooth Low Energy 対応)
カードでピピッと はじめてのプログラミングカー 3歳以上
(年少)
カードでピピッと はじめてのプログラミングカー 6,458円(学研公式サイト価格・税込)
Botley(ボットリー) 5歳以上
(年長)
・ボットリー コーディングロボットアクティビティセット 12,000円
・ボットリー コーディングロボット 単体パック 9,250円(ドリームブロッサム価格・税抜)
Cubetto(キュベット) 3歳以上
(年少)
キュベット プレイセット31,968円(プリモトイズ価格・税込)

(値段は調査した時点での情報のため、変わる可能性があります。)
(aliloはAmazon価格の税込、カードでピピッと はじめてのプログラミングカーは学研公式サイト価格の税込、Botleyはドリームブロッサム価格の税抜、Cubettoはプリモトイズ価格の税込となっています。)

アリロのみ対応端末がありますが、その他はパソコンやスマートフォンを使わないアナログな教材です

選ぶときは、その点を注意するといいでしょう。

alilo(アリロ)

画像出典元:プログラミング的思考が身につく知育ロボット「アリロ」

一つ目の「alilo(アリロ)」の紹介からいきましょう。

アリロを手掛ける株式会社アーテックは、学校教材の総合メーカーとしても有名です。

ArTec alilo(アリロ)基本セット アーテック プログラミング知育ロボット 85830

alilo(アリロ)の特徴

alilo(アリロ)の特徴はこのようになっています。

alilo(アリロ)の特徴

  • かわいらしいデザイン
  • パソコンやスマートフォンが不要だがスマートフォンからでもプログラミング可能
  • ボタンを押してプログラミングをする
  • 全12種類のパネルを並べて、アリロをゴールまで走らせる
  • 「2018年経済産業省ものづくり日本大賞特別賞」受賞

12種類のパネルには指示が書かれてあるので、そのつど「どうすればいいのかな?」と、子どもが考えるようになります。

おのずと論理的思考能力が磨かれていく仕組みですね。

alilo(アリロ)がおすすめの人

alilo(アリロ)はこういった方におすすめします。

こんな方にalilo(アリロ)はおすすめ

  • やさしい印象のおもちゃが好きな子ども
  • ブロックなどで組み立てなくていいおもちゃがいい子ども
  • スマートフォンを使える・近いうちに持つ予定の子ども
  • 予算2万円くらいまでを考えている親

シンプルで使いやすく、プログラミングもアナログでOKなので、難しく考えずに使える教材です。

alilo(アリロ)の口コミ

alilo(アリロ)の口コミも見つけましたので紹介しましょう。

アリロをわかりやすく解説していますね。遊びを通じて、自然とプログラミングが学べるおもちゃです。

カードでピピッと はじめてのプログラミングカー

画像出典元:日本おもちゃ大賞受賞!カードでピピッと はじめてのプログラミングカー

つづいて、学研が手掛ける「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」です。

カードでピピッと はじめてのプログラミングカーの特徴

カードでピピッと はじめてのプログラミングカーの特徴です。

カードでピピッと はじめてのプログラミングカーの特徴

  • 操作にパソコンやスマートフォンが不要
  • 全60枚ある命令カードを選んで、ロボットにかざしてプログラミング(命令)する
  • 命令内容は10種類ある
  • ぼうけんマップの上でゴールまでロボットを走らせる
  • 「日本おもちゃ大賞2018」のエデュケーショナル・トイ部門で大賞を受賞

先ほど紹介したアリロと仕組みは同じですが、こちらの教材ではプログラミングにカードを使いますね。

カードでピピッと はじめてのプログラミングカーがおすすめの人

カードでピピッと はじめてのプログラミングカーは、ぜひこういった方におすすめします。

こんな方にカードでピピッと はじめてのプログラミングカーはおすすめ

  • ブロックなどでロボットを組み立てなくていいおもちゃがいい子ども
  • パソコンやスマートフォンはまだ使わせる予定がない親
  • 子どもが簡単に使えるクオリティを求める親
  • 予算7,000円くらいまでを考えている親

先ほどのアリロと比べるとデザイン性はさほど高くないのですが、その分お手頃価格なのが特徴

あまり予算を割けない方におすすめですね。

カードでピピッと はじめてのプログラミングカーの口コミ

カードでピピッと はじめてのプログラミングカーの口コミも集めました。ぜひ参考になさってくださいね。

こちらは、フェスで実際に触れて購入された口コミです。親の願いがわかる内容ですね。

一方でこんな口コミもありました。

気をつけないと、プログラミングが全てリセットされてしまうようです。

お手頃価格なので、品質とお金とどちらを選ぶか決めて購入するといいでしょう。

Botley(ボットリー)

画像出典元:botley of 株式会社ドリームブロッサム

3つ目は、海外のロボットプログラミング教材「Botley(ボットリー)」です。

Botley(ボットリー)の特徴

Botley(ボットリー)にはこのような特徴があります。

Botley(ボットリー)の特徴

  • 操作にパソコンやスマートフォンが不要
  • 見た目がかわいらしく、カラフルな色を使っている
  • ロボットにリモコンで命令を出して、カードの上を走らせる
  • 障害物を避けながら進ませる機能などがある
  • 最大120のプログラムを実行できる
  • 「Amazon 知育学習玩具大賞 2018」の「Amazon特別賞」受賞

ボットリーも、これまで紹介してきたロボットプログラミング教材と同じく、カードの上を走らせる仕組み

さらに、カードの上に限らず障害物を避けて走らせるなどもできます。

Botley(ボットリー)がおすすめの人

Botley(ボットリー)はこういった方におすすめします。

こんな方にBotley(ボットリー)はおすすめ

  • やさししくカラフルな印象のおもちゃが好きな子ども
  • ブロックなどでロボットを組み立てなくていいおもちゃがいい子ども
  • パソコンやスマートフォンはまだ使わせる予定がない親
  • 予算1万2,000円くらいまでを考えている親

見た目がとてもかわいらしい教材なので、もし子どもが使わなくなってもインテリアとして活躍しそうですね。

Botley(ボットリー)の口コミ

Botley(ボットリー)の口コミも見つけましたので紹介しましょう。

ボットリーの見た目のかわいさをほめている口コミですね。

見た目の良し悪しも、ロボットプログラミング教材を選ぶ大事な要素です。

Cubetto(キュベット)

画像出典元:プログラミング脳を3歳から プリモトイズ キュベット

こちらも海外で生まれたロボットプログラミング教材、「Cubetto(キュベット)」です。

Cubetto(キュベット)の特徴

Cubetto(キュベット)にはこんな特徴があります。

Cubetto(キュベット)の特徴

  • パソコンもスマートフォンも不要
  • 木でできており、ぬくもりを感じるデザイン
  • 木製のコントロールボードに、木製ブロックを当てはめてキュベットに指示を出す
  • スタートとゴールを決めてキュベットを走らせる
  • キュベットでお絵描きさせるなど、様々な遊び方ができる
  • Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの姉ランディ・ザッカーバーグなど、多くのIT・コンピューティング業界の著名人も開発に携わっている
  • 値段が高め(31,968円)

著名人が携わっており、値段が高めだけあって、緻密に作られているロボットプログラミング教材です。

Cubetto(キュベット)がおすすめの人

こういった方にCubetto(キュベット)はおすすめします。

こんな方にCubetto(キュベット)はおすすめ

  • やさしい印象のおもちゃが好きな子ども
  • ブロックなどでロボットを組み立てないおもちゃがいい子ども
  • いろいろな遊び方をしたい子ども
  • パソコンやスマートフォンはまだ使わせる予定がない親
  • 品質の高い教材を考えている親予算に余裕があり、3万円くらいを考えている親

創造力が豊かになりそうなので、子どもの好奇心を満たしてくれそうです。

Cubetto(キュベット)の口コミ

Cubetto(キュベット)の口コミもありましたので紹介しますね。

キュベットの体験学習に行かれた方の口コミのようですね。

英語と組み合わせて使うと、さらに子どもの学習能力アップにつながりそうです。

小学生低学年から(6・7歳以上)向けロボットプログラミング教材おすすめ6選

次に、「小学生低学年から(6・7歳以上)」におすすめのロボットプログラミング教材には、このような特徴があります。

小学生低学年のロボットプラグラミングの特徴

  • パソコンやスマートフォンの操作が必須になる
  • 「ロボット感」が強くなる
  • 組み立てる必要のあるロボットも登場する
  • パソコンの環境づくりなどは、親が設定をしてあげると吉

この章では、以下6つの教材についておすすめしています。

おすすめのロボットプログラミング教材

  • embot(エムボット)
  • Sphero BOLT(スフィロ ボルト)
  • アーテックブロック(アーテックロボ ベーシック、アドバンス)
  • mBot(エムボット)
  • KOOV(クーブ)
  • PLEN:bit(プレンビット)

それぞれの対象年齢・学年・値段・対応端末を比較しました。

教材 対象年齢(学年) 値段 対応端末
embot(エムボット) 6歳以上
(小学1年生から)
embot 4,800円 Android・iOS・Windows(タブレットでの操作推奨)
Sphero BOLT(スフィロ ボルト) 8歳以上
(小学2年生~3年生から)
Sphero BOLT(ボルト) プログラミングロボット 17,553円 iOS・Android・Mac・Windows
アーテックブロック 8歳以上
(小学2年生~3年生から)
・アーテックロボ ベーシック 30,186円
・アドバンス 42,120円
Windows・Mac
mBot(エムボット) 8歳以上
(小学2年生~3年生から)
・プログラミングロボットmBot 18,144円
・プログラミングロボットmBot-SET30,888円
iOS・Android・Windows・Mac OS
KOOV(クーブ) 8歳以上
(小学2年生~3年生から)
・スターターキットEKV-120S 36,880円
・アドバンスキットEKV-200A 49,880円
・拡張パーツセットEKV-080E 21,880円
Windows・Mac・iPad
PLEN:bit(プレンビット) 8歳以上(小学2年生~3年生から) ・PLEN:bit Assembly Kit 24,000円
・PLEN:bit + micro:bit 27,300
Windows・Mac・Android・ iOS

(値段は調査した時点での情報のため、変わる可能性があります。)
(embotはembot公式サイト価格で税抜、Sphero BOLTはAmazon価格で税込、アーテックブロックはアーテック価格で税込、mBotはケニスオンラインショップ定価価格で税込、KOOVはメーカー希望小売価格で税抜、PLEN:bitはPLEN Project Company公式サイト価格で税別となっています。)

一番安いのは4,800円の「embot(エムボット)」高いのは42,120円の「アーテックブロックアドバンス」ですね。

8倍以上の差額があるため、選ぶときは注意しましょう。

embot(エムボット)

 

画像出典元:プレスルーム | コードキャンプ株式会社

まず一つ目は、ドコモコードキャンプキッズが共同開発している「embot(エムボット)」です。

embot(エムボット)の特徴

embot(エムボット)には、こういった特徴があります。

embot(エムボット)の特徴

  • 段ボール製で素朴さを感じるデザイン
  • 段ボールに描き込むことで自分だけのオリジナルデザインが作れる
  • ドコモとコードキャンプキッズが共同開発している
  • お手軽な値段(4,800円)

見た目が猫の形をしたかわいらしいデザインのembot(エムボット)。

段ボール製ということもあり、今回紹介するロボットプログラミング教材の中で最も安いです

ブロックのプログラミング教材とはまた違う、手作り感を味わえますね。

embot(エムボット)がおすすめの人

embot(エムボット)はこういった方におすすめします。

こんな方にembot(エムボット)はおすすめ

  • 素朴でかわいらしいデザインが好きな子ども
  • 「まずは様子見」でプログラミング教材を買ってみたい親
  • まずは気軽にプログラミングを学ばせたい親
  • 予算を抑えたい親

embotは高いロボットプログラミング教材ではありませんので、気軽にプログラミングを楽しむのにピッタリです。

embot(エムボット)の口コミ

embot(エムボット)の口コミもありましたので紹介しますね。

embot(エムボット)が簡単に扱えることがわかる口コミですね。

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)

画像出典元:BOLT – Sphero Edu

二つ目は、海外のロボットプログラミング教材「Sphero BOLT(スフィロ ボルト)」です。

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)の特徴

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)には、こういった特徴があります。

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)の特徴

  • ボールの形をしている
  • LEDドットスクリーンがついており、プログラミングで操作可能
  • 赤外通信を通じて複数のBOLTとも連携可能
  • 頑丈な強化プラスチック
  • 「Sphero Edu」アプリで、光を使ったプログラミングも可能
  • 値段はそんなに高くない(17,553円)

珍しい「ボール」タイプのロボットプログラミング教材ですね。

近未来感を感じる見た目や転がる姿、友達と連携を図れるなど、子どもの好奇心をくすぐってくれます

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)がおすすめの人

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)は、こういった方におすすめします。

こんな方にSphero BOLT(スフィロ ボルト)はおすすめ

  • シンプルでスタイリッシュなデザインがいい子ども
  • 組み立てなくていいロボットがいい子ども
  • 疾走感あふれる様子が好きな子ども
  • 後から買い足す(カスタマイズ)のは面倒と考えている親
  • 手頃な値段で2万円以内を考えている親

スフィロ ボルトは、組み立てて遊ぶ楽しさよりも、搭載されている機能や、スタイリッシュな見た目が好きな子どもにピッタリです。

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)の口コミ

Sphero BOLT(スフィロ ボルト)の口コミもありましたので紹介しましょう。

大学のオープンキャンパスでも使われていると思しき口コミですね。

不特定多数でも楽しめるのもスフィロ ボルトの魅力です。

アーテックブロック(アーテックロボ ベーシック、アドバンス)

画像出典元:アーテックロボ | 株式会社アーテック

 

画像出典元:アーテックロボ | 株式会社アーテック

一番はじめに紹介した「アリロ」を手掛ける、アーテック社の「アーテックブロック」です。

アーテックブロック(アーテックロボ ベーシック、アドバンス)の特徴

アーテックブロックはこういった特徴があります。

アーテックブロックの特徴

  • ブロックを組み立てて作る
  • ブロックは後から買い足せてオリジナルロボットも作れる
  • 作例は二足歩行ロボなど種類が豊富
  • 平成28年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」の実証モデルに採用されている
  • 制作元のアーテック社は「KOOV」にも制作を協力している

アーテックブロックは、男の子が好みそうなデザインのロボットプログラミング教材。

作例だけでなく、アイディア次第で様々なロボットも作れるので、子どもの想像力を刺激してくれます。

アーテックブロック(アーテックロボ ベーシック、アドバンス)がおすすめの人

アーテックブロックはこういった方におすすめします。

こんな方にアーテックブロックはおすすめ

  • ブロック遊びが好きな子ども
  • オリジナルのロボットを組み立てたい子ども
  • 信頼できるメーカーがいい親
  • 予算3~4万円くらいを考えている親

パーツの買い足しもできるため、イメージを細かく具現化するのにピッタリな教材です。

アーテックブロック(アーテックロボ ベーシック、アドバンス)の口コミ

アーテックブロックの口コミも紹介しますね。

教材に使われているパーツの品質の高さがわかる口コミです。

mBot(エムボット)

画像出典元:mBot V1.1 エムボット | ケニス株式会社

つづいて、海外メーカーのMakeblock社が手掛けるロボットプログラミング教材、「mBot(エムボット)」です。

先ほど登場した段ボールのロボットプログラミング教材「embot」と読み方は同じですが、綴りもロボットも違うので注意しましょう

mBot(エムボット)の特徴

mBot(エムボット)にはこういった特徴があります。

mBot(エムボット)の特徴

  • 付属されているドライバー1本で組み立てられる
  • 拡張パーツもあるため、カスタマイズがかなり豊富
  • 主に四足歩行をメインにしたロボットを作れる
  • Makeblock社主催のロボットコンテスト「MakeX」で使われている

mBotは「mBot Add-on Pack-Six-legged Robot」という拡張パックを加えれば、「ビートル」「マンティス」「クレイジーフロッグ」といったロボットに変身させることだって可能

また、メーカー主催のコンテストも行っており、愛好家が多いのも魅力です。

mBot(エムボット)がおすすめの人

mBot(エムボット)はこういった方におすすめします。

こんな方にmBot(エムボット)はおすすめ

  • カスタマイズを楽しみたい子ども
  • ロボットが好きな子ども
  • ラジコンカーなど走るロボットが好きな子ども
  • コンテストに向けて頑張りたい子ども
  • ユーザー同士のコミュニケーションを望んでいる親
  • カスタマイズなど追加でお金が必要になってもOKな親

mBot(エムボット)は、今後さらにユーザー数が伸び続ければ、日本でも注目を集める可能性が高い教材

小学生のうちに先取りしておくのもおすすめです。

mBot(エムボット)の口コミ

mBot(エムボット)ではこんな口コミを見つけました。

ワークショップでの口コミですね。

初心者でも簡単にプログラミングができるのも、mBot(エムボット)の魅力です。

https://twitter.com/vonanzard/status/1137150665636044800

一方でこんな口コミも見つけました。

ぜひ、今後の改善に期待したいところです。

KOOV(クーブ)

画像出典元:KOOV公式サイト

つづいて、SONYが手掛けるロボットプログラミング教材「KOOV(クーブ)」です。

KOOV(クーブ)の特徴

KOOVにはこういった特徴があります。

KOOVの特徴

  • ブロックを使って組み立てる
  • 白の電子パーツとカラフルなブロックを使っている
  • アプリの学習コースのメニューも充実している
  • 作例が豊富なので初心者でも作りやすい
  • 拡張パーツセットも売られているのでオリジナル作品も作りやすい
  • アーテックブロックでおなじみ、アーテック社が制作協力している

KOOVは、見た目がカラフル親しみあふれるデザインが魅力。

見た目も洗練されているので、子どもだけでなく大人受けもいい教材です。

KOOV(クーブ)がおすすめの人

KOOVはこういった方におすすめします。

こんな方にKOOVはおすすめ

  • 明るくてカラフルなデザインが好きな子ども
  • ロボットを作るのがはじめての子ども
  • オリジナルのロボットも作りたいと考えている子ども
  • アプリも充実している教材を使わせたい親
  • 経済的余裕があり、5万円くらいまでの予算を考えている親

KOOVのようにカラフルで明るい印象のロボットプログラミング教材はあまり見かけないので、女の子にもピッタリですね。

KOOV(クーブ)の口コミ

KOOVではこんな口コミを見つけました。

オリジナルでランタンを作ったようですね。楽しい感じが伝わってきます。

PLEN:bit(プレンビット)

画像出典元:PLEN:bit | PLEN Project Company Inc. | Official Web Site

「小学生低学年から(6・7歳以上)」で紹介する最後のロボットプログラミング教材は、イギリスのBBCが開発した「PLEN:bit(プレンビット)」です。

【ケニス】2足歩行 プログラミング ロボット PLEN2 mini(組立キット) 【ロボット学習】【1-109-0807】【プログラミング教育】【ICT】【STEM】

PLEN:bit(プレンビット)の特徴

PLEN:bit(プレンビット)にはこういった特徴があります。

PLEN:bit(プレンビット)の特徴

  • 手足が太く白い本体でかわいらしいデザイン
  • 教育向けマイクロコンピューター「micro:bit」が搭載されている
  • ドライバー1本で組み立てられる・細かく動けるのでユニークな動きが可能
  • JavaScriptやPythonなどのプログラミング言語にも対応(ビジュアル・プログラミングも操作可能)

見た目のかわいらしさに反して、様々な機能が搭載されているPLEN:bit

搭載されている「micro:bit」には、「加速度・光・コンパス・温度」のセンサーが内蔵されており、他にも「音・距離」のセンサーも別で搭載されています。

また、腕がパタパタ動くユニークな動きや、コンパスセンサーで「北に向かって歩く」などのユニークな動きも魅力です。

PLEN:bit(プレンビット)がおすすめの人

PLEN:bit(プレンビット)はこういった方におすすめです。

こんな方にPLEN:bit(プレンビット)はおすすめ

  • かわいらしいデザインが好きな子ども
  • JavaScriptやPythonなどのプログラミング言語を勉強中、またはいずれする予定の子ども
  • 多機能な教材を考えている親
  • 予算3万円くらいまでを考えている親

JavaScriptやPythonなどのプログラミング言語も使えるので、本格的なプログラミングの勉強にもおすすめです。

PLEN:bit(プレンビット)の口コミ

PLEN:bit(プレンビット)ではこんな口コミを見つけました。

組み立てが完了した口コミですね。ポーズがなんともかわいらしいです。

組み立て後、問題が勃発してしまったようですね。今後の改善点に期待したいところです。

小学生高学年から(10歳以上)向けロボットプログラミング教材おすすめ3選

最後に紹介する、「小学生高学年から(10歳以上)」におすすめのロボットプログラミング教材には、このような特徴があります。

小学生高学年のロボットプログラミングの特徴

  • 値段が高めなので経済的余裕があるならおすすめ
  • 本格的なので大人も十分楽しめる

また、前章での小学低学年からのプログラミング教材も、「小学生高学年から(10歳以上)」に引き続き対応しています

この章では、以下3つのロボットプログラミング教材をおすすめしています。

おすすめのロボットプログラミング教材

  • Elegoo UNO スマートロボットカー
  • 教育版レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレル
  • Rapiro(ラピロ)

それぞれの対象年齢・学年・値段・対応端末を比較しました。

教材 対象年齢(学年) 値段 対応端末
Elegoo UNO スマートロボットカー 全年齢対象
(なし)
ELEGOO スマートロボットカーV3.0 電子工作教育的おもちゃ、全年齢対象ロボット 7,600円 Android・iOS
教育版レゴ(R)マインドストーム(R)
EV3 for home byアフレル
10歳以上
(小学4年生~5年生から)
教育版レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home by アフレル デビューセット 68,364円 Windows・Mac
Rapiro(ラピロ) 15歳以上
(中学3年生から)
Rapiro45,360円 Windows・Mac・Linux

(値段は調査した時点での情報のため、変わる可能性があります。)
(Elegoo UNO スマートロボットカーはAmazon価格で税込、マインドストームはアフレル公式サイト価格で税込、RapiroAmazon価格・税込となっています。)

「Elegoo UNO スマートロボットカー」一番安く、7,600円ですね。

他の2つのロボットプログラミング教材は、4万円台、6万円台と高め。

けっこう値段の差が激しいので、どんな特徴があるのか、どんな人におすすめなのかよく吟味しておきましょう。

Elegoo UNO スマートロボットカー

画像出典元:ELEGOO Inc

一つ目は、海外のメーカーが手掛ける「Elegoo UNO スマートロボットカー」です。

Elegoo UNOスマートロボットカーV3.0 UNO R3 教育的おもちゃ、全年齢対象ロボット

Elegoo UNO スマートロボットカーの特徴

Elegoo UNO スマートロボットカーにはこんな特徴があります。

Elegoo UNO スマートロボットカーの特徴

  • オートゴー・赤外線コントロール・障害物回避
  • ライントラッキング機能などの複数のモードがついている
  • PDFマニュアルには日本語版もあり丁寧
  • 初心者のミスを防ぐために、配線とセンサーのインストールがしやすい
  • 全年齢対象だが、子ども一人だと「やや難しい」この声もあり

教育キットとしてわかりやすく作られたロボットカーですね。

全年齢対象ではありますが、ソフトのインストールなどは「親の知識が必要」という声もあります。

Elegoo UNO スマートロボットカーがおすすめの人

Elegoo UNO スマートロボットカーはこういった方におすすめします。

こんな方にElegoo UNO スマートロボットカーはおすすめ

  • 本格派が好きな子ども
  • ロボットカーが好きな子ども
  • 海外製でもマニュアルがきちんとしているものがいい親
  • 親子一緒になって組み立てたい親
  • ロボット(部品)とプログラムの関係性を学ばせたい親
  • 予算8,000円くらいまでを考えている親

海外メーカーですが、マニュアルなどがきちんとしています

ただ、確かに初心者でも組み立てやすく作られていますが、子ども一人だと「やや難しい」という声もあるので、ぜひ親子そろって組み立てることをおすすめします。

Elegoo UNO スマートロボットカーの口コミ

Elegoo UNO スマートロボットカーではこんな口コミが見つかりました。

今回紹介しているタイプとは違うようですが、メーカーのマニュアルが丁寧だとよくわかる口コミですね。

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレル

画像出典元:(株)アフレル|教育版レゴ マインドストーム 正規代理店

二つ目は、教育版レゴ正規代理店のアフレルが手掛ける、「レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレル」です。

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルの特徴

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルには、こんな特徴があります。

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルの特徴

  • レゴ社とマサチューセッツ工科大学が共同開発
  • はじめから充実したセット内容(オリジナルの組み立てモデルが7種類入っているなど)
  • オリジナルのガイド&ワークブックがついてくる
  • 「入門 → 応用 → 発展」とステップアップして学べる
  • 世界90か国でロボットプログラミング教材として採用されている
  • 高めの値段(68,364円)

高めの値段設定ですが、はじめから細かい部品がセットでついている教材。

また、ステップアップして学べて、そのつど新しいワークブックを購入できます。

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルがおすすめの人

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルは、こういった方におすすめです。

こんな方にレゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルはおすすめ

  • とにかくロボットを組み立てるのが好きな子ども
  • 部品をそろえておきたい子ども
  • ワークブックでも学ばせたい親
  • ステップアップして学ばせたい親
  • 経済的な余裕のある親

マインドストームが他のロボットプログラミング教材と違うのは、ワークブックがついてくること

「きちんとプログラミングを学んでもらおう」という、メーカー側のしっかりした意図を感じられます。

教育を充実させたい方や、予算に余裕のある方におすすめですね。

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルの口コミ

レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレルの口コミも見つけましたので、紹介しますね。

動きの再現度の高さがうかがえる口コミですね。

Rapiro(ラピロ)

画像出典元: Rapiro公式サイト

最後は「Rapiro(ラピロ)」の紹介です。

Rapiro(ラピロ)の特徴

Rapiro(ラピロ)にはこういった特徴があります。

Rapiro(ラピロ)の特徴

  • LEDが内蔵されており目が七色に光る
  • 12個のサーボモータが搭載されている
  • 拡張性がある(カメラモジュールをつないでセキュリティロボットになるなど)
  • デザインがかわいらしい
  • 書籍「二足歩行ロボット 工作&プログラミング」があるともっと楽しめる
  • 世界中のメディアでも取り上げられている

見た目のインパクトが強いロボットプログラミング教材ですね。

物を掴むことだって可能です。

ラピロは、書籍の「二足歩行ロボット 工作&プログラミング」もあわせて購入しておくことをおすすめします。制作の手助けになるでしょう。

Rapiro(ラピロ)がおすすめの人

Rapiro(ラピロ)はこういった方におすすめします。

こんな方にRapiro(ラピロ)はおすすめ

  • アニメや漫画に登場するような人型ロボットが好きな子ども
  • かわいらしいデザインが好きな子ども
  • 「少し大人向けの教材を」と考えている親
  • 予算4万5,000円くらいを考えている親

ラピロは中学3年生からなので、これまでのロボットプログラミング教材と比べれば、少し大人向けといえるかもしれません。

子どもにとって、きっといい刺激になるでしょう。

Rapiro(ラピロ)の口コミ

Rapiro(ラピロ)の口コミも見つけましたので、紹介しますね。

大学で開催されているサロンでしょうか?仲間同士で楽しんで作っているようですね。

子どものロボットプログラミング教材を選ぶうえで大事なこと

ロボットプログラミング教材で遊ぶ子どもたち

ここまで、年齢別におすすめのロボットプログラミング教材を紹介してきました。

この章では、さらに子どものロボットプログラミング教材を選ぶうえで、知っておいた方がいいことをお伝えしておきましょう。

子どもが興味を持てて、相性のいい教材を選ぶこと

教材を選ぶうえで、「子どもがそのプログラミング教材に興味を持っており、相性がいいか?」はとても大事です。

たとえば、ロボットに興味のない子だと、「ロボット感の強い」プログラミング教材は、あまり「使いたい」と思わない可能性があります。

それなら、かわいらしいデザインや、カラフルな色など「やわらかいイメージ」の教材の方が、その子に合っているかもしれませんね。

やわらかいイメージに沿うものだと、たとえば小学生未満の未就学児(7歳未満)は「ボットリー」、小学生低学年から(6・7歳以上)は「クーブ」があります。

また、その子がそのロボットプログラミング教材で「楽しんでいるか?」「没頭できるか?」も大事な要素

なぜなら、楽しみながら学んだことは、体や脳がその感覚を覚えているからです。

「また使いたい」と思えるので、自発的に学べるのですね。

ぜひ、子どもとの相性を見て、ロボットプログラミング教材を選んであげてください。

対象年齢が合っていないと「つまらない」「難しい」と感じてしまう

ロボットプログラミング教材を選ぶ際には、必ず対象年齢を確認しておきましょう

たとえば、小学生中学年の子どもに、未就学児対象のプログラミング教材を買うとどうでしょう?簡単すぎて飽きてしまうに違いありません。

逆だと、「難しくてわからない」となってしまうはず。

つまり、教材は「簡単すぎるのも難しすぎるのもよくない」ということです。

もし、対象年齢が違ったまま使い続けると、「プログラミングってつまらないものなんだ」という認識が、子どもの中で芽生えてしまう可能性もあります。

そうならないために、対象年齢は事前に確認しておきましょう。

なお、対象年齢はあくまでも一般的な数字で目安。その子どものレベルに合わせたロボットプログラミング教材を選んであげましょう!

ロボットプログラミング教材13選のまとめ

最後に、今回紹介した13選のロボットプログラミング教材についてまとめました。

小学生未満の未就学児(7歳未満)向けロボットプログラミング教材の特徴とおすすめの人まとめ

教材 主な特徴 主におすすめする子ども 主におすすめする親
alilo(アリロ) 全12種類のパネルを並べて、アリロをゴールまで走らせる スマートフォンを使える、近いうちに持つ予定 予算2万円くらいまでを考えている
カードでピピッと はじめてのプログラミングカー 全60枚ある命令カードを選んで、ロボットにかざしてプログラミングする ブロックなどでロボットを組み立てなくていいおもちゃがいい パソコンやスマートフォンはまだ使わせる予定がない
Botley(ボットリー) 見た目がかわいらしく、カラフルな色を使っている やさししくカラフルな印象のおもちゃが好き パソコンやスマートフォンはまだ使わせる予定がない
Cubetto(キュベット) 木製のコントロールボードに、木製ブロックを当てはめてキュベットに指示を出す いろいろな遊び方をしたい 品質の高い教材を考えている

 

小学生低学年から(6・7歳以上)向けロボットプログラミング教材の特徴とおすすめの人まとめ

教材 主な特徴 主におすすめする子ども 主におすすめする親
embot(エムボット) 段ボール製で素朴さを感じるデザイン お絵描きしたりパーツをつける作業が好き 「まずは様子見」で買ってみたい
Sphero BOLT(スフィロ ボルト) ボールの形をしている 疾走感あふれる様子が好き 後から買い足す(カスタマイズ)のは面倒と考えている
アーテックブロック 作例は二足歩行ロボなど種類が豊富 オリジナルのロボットを組み立てたい 信頼できるメーカーがいい
mBot(エムボット) 付属されているドライバー1本で組み立てられる カスタマイズを楽しみたい ユーザー同士のコミュニケーションを望んでいる
KOOV(クーブ) 白の電子パーツとカラフルなブロックを使っている 明るくてカラフルなデザインが好き アプリも充実している教材を使わせたい
PLEN:bit(プレンビット) 手足が太く白い本体でかわいらしいデザイン JavaScriptやPythonなどのプログラミング言語を勉強中、またはいずれする予定 多機能な教材を考えている

小学生高学年から(10歳以上)向けロボットプログラミング教材の特徴とおすすめの人まとめ

教材 主な特徴 主におすすめする子ども 主におすすめする親
Elegoo UNO スマートロボットカー オートゴー・赤外線コントロール・障害物回避・ライントラッキング機能などの複数のモードがついている 本格派が好き 海外製でもマニュアルがきちんとしているものがいい
レゴ(R)マインドストーム(R)EV3 for home byアフレル レゴ社とマサチューセッツ工科大学が共同開発 とにかくロボットを組み立てるのが好き ワークブックでも学ばせたい
Rapiro(ラピロ) LEDが内蔵されており目が七色に光る アニメや漫画に登場するような人型ロボットが好き 「少し大人向けの教材を」と考えている

ぜひ、それぞれの家庭の事情や、子どもにあわせたロボットプログラミング教材を選んでくださいね!

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