【エンジニア厳選】小学生向けのプログラミング教室11選と4つの注意点を大公開!!

「小学生でプログラミング教室に通わせるとどういったメリットがあるの?」

「どういう基準で教室を選べばいいんだろう?」

小学生向けのプログラミング教室を探している人の中には、上記のような悩みを持つ人も少なくないでしょう。

結論から言うと、プログラミング教室に通わせることで、

こんな方におすすめ

  • プログラミング教室に通うことで学校の授業についていける
  • 自主的に学ぶ力が付く
  • 論理的思考と問題解決能力が身につく

といったメリットがあります。

また、プログラミング教室を選ぶ基準としては、

こんな方におすすめ

  • プログラミングだけか
  • ロボットを使ったプログラミングか
  • 子供が楽しめるようになっているか
  • 時間帯と価格が合っているか

などがあげられます。

今回の記事では、このようにプログラミングのメリットやデメリット、教室の選び方についてもさらに深掘りして紹介していきます。

記事を最後まで読むことで、子供に合ったプログラミング教室を簡単に見つけられるようになります。

そもそもプログラミング教室って?

プログラミング教室

まず、「プログラミングって何?」という疑問を持っている人も少なくないでしょう。

プログラミングとは、プログラムを作る作業のことです。

わかりやすく言うと、コンピューターに「こう動いてほしい」と指示するための、プログラムを作る行為のことをプログラミングと言います。

そのプログラミングに必要な知識を学ぶ場所がプログラミング教室です。

最近では、小学校低学年くらいの小さな子供でも通えるプログラミング教室も増えています。

なぜ2020年に突然義務教育化?

2020年から小学校でもプログラミングが義務教育化することが決まりました。

プログラミングが義務化される理由については、プログラミングを通して学べる思考力です。

プログラミングは、物事を整理して、論理的に考える力を身に付けることができます。その思考力を幼いうちから学ばせることで、問題に対して柔軟な考え方・対応できる能力を持った子供を育てることができます。

「いつの時代にも臨機応変に対応できる人材を育成する!」それがプログラミングが義務化される最大の目的なのです。もちろんコードを書くといった技術的な部分を身に付ける目的もあります。

プログラミング学習は本当に必要な知識なのか?

結論から言うと、今後ますますプログラミング知識は必要になってきます。

近年、スマートフォンやパソコン、タブレットといったデジタル機器が普及し、IT社会になっています。

そのため、今後もIT技術の需要はどんどん拡大していくでしょう。

しかし、2030年にはIT人材が79万人も不足するというデータが出ています。このことからも、これから伸びるであろうIT市場に対して人材確保が追いつかないため、プログラミング知識を持っているだけで就職に対して大きなアドバンテージとなるのです。

プログラミング教室の平均的な月謝

プログラミング教室の月謝は、月に何回通うのかによっても異なります。月2回程度なら、5,000円〜12,000円。月4回程度なら、6,000円〜18,000円が平均的な相場となっています。

月謝以外にも、入会金がおよそ5,000円〜15,000円、教材費は1,000円〜60,000円ほどかかります。教室によっては、さらにパソコンやタブレットのレンタル料金が発生する教室もあります。

小学生がプログラミング教室に通うメリットとデメリット

プログラミング教室

次に小学生がプログラミング教室に通うメリットとデメリットについて、わかりやすく紹介していきます。

プログラミング教室に通うかどうかの判断材料にしてください。

メリット1.学校の授業についていくことができる

2020年からプログラミング授業が義務化することは先ほど少し紹介しました。

義務化する前に、今から教室に通ってプログラミングを学んでおけば、簡単に授業の内容が理解できるようになります。

プログラミングは、普段あまり触れることがない学習内容です。

そのため、パソコンやタブレットの操作に戸惑う人も多いでしょう。プログラミング教室では、プログラミングの論理的な知識以外にも、デジタル機器の扱い方にも詳しくなるので、プログラミングを習っていない子供と比べると、一歩も二歩も先に進むことができるでしょう。

メリット2.自主的に学ぶ力が付く

プログラミングは、ゲームやロボットを作るのにも必要なスキルです。

そのため、プログラミング教室でも、ゲームやロボットを使ったカリキュラムがあります。

ゲームやロボット好きな子供であれば、楽しくプログラミング学習ができるため夢中になって取り組みます。

その結果、子供自ら自主的に学ぶ力が身に付いていくのです。

メリット3.論理的思考と問題解決能力が身に付く

前述でも少し話したように、プログラミングは論理的思考と問題解決能力が身につきます。

論理的思考が身につくと、目的を明確化してそこにいくまでの段取りを問題なく組み立てることができます。

また、プログラミングはバグとの戦いでもあります。

小さな問題さえも見つけて修正していくため、プログラミング学習をしていると問題解決能力も身に付くのです。

問題解決能力は、普段の生活でも重要なスキルとなります。

何かトラブルが起きても、瞬時に解決策を自分の頭で判断して、最適である対応策を実行することができるようになります。

デメリット1.パソコンの利用時間が長くなる

プログラミングは基本的にパソコンでの作業となるので、パソコンの利用時間は長くなります。

長時間パソコンの画面を見続けるのは、目に大きな負担がかかります。

プログラミング教室であれば、体に負担のかからない適切な時間が設定されているので問題ありません。

ですが、家だとつい熱中して何時間もパソコンとにらめっこという恐れもあるので、子供の学習時間については親がしっかり管理しておきましょう。

デメリット2.費用がかかる

当たり前ですが、プログラミング教室は費用がかかります。毎月かかる月謝を16,000円とした場合、年に192,000円。およそ20万もかかることになります。

しかし、小学生のうちにプログラミングを学習させておけば、将来有望なエンジニアになる可能性もあるので、子供の将来に投資と考えれば安いのではないでしょうか。

プログラミング教室を選ぶ基準

プログラミング教室

プログラミング教室を選ぶ基準としては、主に下記の4項目です。

こんな方におすすめ

  • プログラミングだけか
  • ロボットを使ったプログラミングか
  • 子供が楽しめるようになっているか
  • 時間帯と価格が合っているか

各項目ごとに、詳しく説明していきます。

ログラミングのみの教室

まず、通いたい教室がプログラミングのみ行なっているのかどうかです。

場所によっては、パソコン教室や学習塾のカリキュラムの一つとして、プログラミングを教えている教室もあります。

しかし、そういった教室はあくまでもメインでプログラミングを教える訳ではないので、授業内容の質はプログラミング教室よりも劣ってしまうのが現状です。

例えば、パソコン教室とプログラミング教室は一見同じようなことを学ぶ場所に思えますが、パソコン教室は、パソコンの操作方法や資格取得などパソコンのスキルアップを目的としている対して、プログラミング教室は、論理的思考力や問題解決力、創造力といったプログラミング的思考力の取得を目的としています。

したがって、子供にプログラミングを身に付けさせたい人は、プログラミングのみ行なっている教室を選びましょう。

ロボットを使って学習するプログラミング教室

プログラミング教室のカリキュラムの中には、ロボットを組み立てる授業もあります。

ロボットを使うことで、実際にロボットを組み立てる工作感覚と、組み立てたロボットをプログラミングして動かす論理的思考の二つを養うことができるのです。

そのため、パソコンを使っただけのプログラミング教室よりも、子供の能力をさらに高めることができます。

子供が楽しめるようになっている教室

プログラミング教室選びで一番大切なのが、子供が楽しめる教室なのかということ。嫌々やらせてもスキルは向上しませんし、長くも続きません。

プログラミング教室のカリキュラムは色々あります。

ゲームや絵本を作る、ロボットを組み立てる、マインクラフトを通してプログラミングを学ぶなど様々です。

そのため、子供が楽しめる教室を一緒に選んで決めるようにしましょう。

時間帯と価格が合っているか

プログラミング教室を選ぶ際に、時間帯と価格も重要です。どんなに通いやすい教室でも時間帯が合わないのなら意味がありません。

通う予定の教室が、通える時間帯に授業しているのかしっかり確認しましょう。

また、高額な料金も注意です。授業の内容がよくても、相場とかけ離れた料金なら、選ばない方が良いでしょう。

月謝含め、入学金や教材費がいくかかかるのか事前に調べておくことをおすすめします。

エンジニアおすすめのプログラミング教室11選

プログラミング教室

教室名 特徴 費用
1 STAR Programming SCHOOL 家族割で入学金が無料になる 7,000円〜12,000円
2 Tech Kids CAMP/Tech Kids school オンライン学習コースもあるので自宅でも学べる 21,000円
3 Swimmy(スイミー) 全ての授業が現役大学教授監修のため質が高い 10,000円〜16,000円
4 SMILE TECH プログラミング教室の中でも費用が安い 3,000円〜55,200円
5 CoderDojo すべて無料でプログラミングを学べる 0円
6 Monopro VRやARといったアプリ開発も学べる 16,000円
7 Tera school 子供のレベルに合わせたプログラミング学習環境を用意してくれる 50,000円
8 TENTO 個人ごとにカリキュラムを組んでくれる 7,000円〜20,000円
9 ファミプロ 親子で通うことが可能 5,000円〜59,800円
10 LITALICOワンダー ロボットを作り動かすコースもある 12,000円〜20,000円
11 STEMON(ステモン) 最先端の教材を利用しているため他の教室では学べないことも学べる 10,000円〜15,000円

上記の教室が私のおすすめする教室11選です。それぞれ、特徴や費用、利用者の口コミを紹介します。

STAR Programming SCHOOL

子供に自分で乗り越える力を身に付けることに重点を置いている教室です。

少人数制のため、わからないところがあってもすぐに聞ける環境は、嬉しいメリットの一つ。

特徴

  1. 大型ショッピングセンター内に教室があるため通いやすい
  2. 家族割で入学金が無料になる
  3. 「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業で2期連続選ばれている

費用

入学金 6,000円
月会費 2,000円
受講料
  • タブレットプログラミングコース(全40回):7,000円
  • Scratchプログラミングコース(全80回):11,000円
  • ロボットプログラミングコース(全80回):10,000円
  • Webプログラミングコース(全40回):12,000円

Tech Kids CAMP/Tech Kids school



2013年に設立されたまだ新しいプログラミング教室。

プログラミングの技術や知識以外にも、設計力・表現力・実行力などの育成に力を入れている。

特徴

  1. IT企業大手のサイバーエージェントが運営するプログラミング教室
  2. オンライン学習コースもあるので自宅でも学べる
  3. ホームティーチャー制度を導入しているため教室数が多い

費用

入会金 0円
受講料 21,000円(月3回)
オプション(PCレンタル) 4,000円

利用者の口コミ

Swimmy(スイミー)

「遊びながら能動的に学ぶ」ことを大切にしているプログラミング教室。「できた」時の喜びや楽しさを学ばせることで、プログラミングを面白いと思ってもらえる指導方法を行っています。

特徴

  1. 全ての授業が現役大学教授監修のため質が高い
  2. 少人数制で一人ひとりに合わせたカリキュラムになっている
  3. 認定メンターによる直接指導

<h4>費用

入学金 0円
受講料
  • ベーシックコース(月4回):16,000円
  • ベーシックコース(月2回):10,000円

SMILE TECH

埼玉県を中心として活動しているプログラミング教室。

日本全国向けの出張講座も行っており、2019年度時点で参加者は30,000人以上にのぼっています。

また、雑誌やメディアにも多く取り上げられている。

特徴

  1. プログラミング教室の中でも費用が安い
  2. 日本全国対応の出張講座を行なっている
  3. チケット制のため無駄なく通える

費用

入会金 0円
受講料(チケットタイプ)
  • 1回チケット:3,000円
  • 6回チケット:16,800円
  • 12回チケット:30,000円
  • 24回チケット:55,200円
運営費
  • 1回チケット:500円
  • その他のチケット:3,000円

利用者の口コミ

CoderDojo

2011年にアイルランドで始まったプログラミング道場です。日本には170以上の道場があり、世界でも2,000以上の道場がある大規模なプログラミング教室。道場によって学べる内容は異なりますが、どの道場も主体的に学ぶ姿勢を大切にしている。

特徴

  1. すべて無料でプログラミングを学べる
  2. プログラミング教室の中では教室数が多いため通いやすい
  3. 授業内容はゲーム制作からHTMLやCSS、Javaを用いたWebサイト制作など様々

費用

入会金 0円
受講料 0円

Monopro

プログラミングの知識以外にも、タイピングやパソコンリテラシーなどパソコンの基本的なスキルも学ぶことができます。夏休み限定の講座があるのも魅力の一つです。

特徴

  1. 実際に英語を使ってプログラミングを組むため実践的
  2. 5人以下の少人数制
  3. VRやARといったアプリ開発も学べる

費用

入会金 0円
受講料 16,000円(月4回)

Tera school

楽しみながらプログラミングを身につけられるプログラミング教室です。

初心者はクイズ形式で問題を解いたり、簡単に作れるゲームから触れていく。プログラミングの経験がまったく無い子供でも安心です。

特徴

  1. 現役プログラマーが講師を勤めている
  2. Web上で動くアプリを実際の授業で開発していく
  3. 子供のレベルに合わせたプログラミング学習環境を用意してくれる

費用

入会金 0円
受講料 50,000円(全10回・半年間)

TENTO

東京ゲームショウにも出展したことがある、実績豊富なプログラミング教室。小学校高学年では本格的なプログラミングを学ぶことができます。

特徴

  1. 個人ごとにカリキュラムを組んでくれる
  2. エンジニア経験者や研究者が直接指導
  3. のびのびとした授業スタイル

費用

入会金 10,000円
受講料
  • 月4回コース12,000円〜20,000円
  • 月2回コース7,000円〜11,000円

ファミプロ

好きな時間、好きな曜日に通うことができるプログラミング教室。

体験コースでは、ドローンを使った本格的なプログラミング体験を実践を通じて学ぶことができる。

特徴

  1. 最初から本格的なコードプログラムを勉強
  2. 親子で通うことが可能
  3. チケット制コースもあるので好きなタイミングで通える

費用

入学金 19,800円(iPhoneオリジナルアプリ開発コースのみ30,000円)
受講料
  • 未就学児用コース:40,000円(全8回)
  • Swiftコードプログラミング-初級コース-:59,800円(全10回)
  • チケット制:5,000円(1枚)
  • iPhoneオリジナルアプリ開発コース:15,000円(月4回)

LITALICOワンダー



子供の個性に合わせ、想像力を育むことに力を入れているプログラミング教室。3Dプリンターを使った授業は珍しく、他の教室では体験できない内容です。

特徴

  1. ロボットを作り動かすコースもある
  2. 個々のペースに合わせて制作していく
  3. 4人に1人のスタッフが付いているので疑問点はすぐ質問できる

費用

入会金 15,000円
受講料
  • 月2回:12,000円
  • 月4回:20,000円
運営費 1,500円

利用者の口コミ

STEMON(ステモン)

アジアSTEM教育連盟が規定する特別なトレーニングを受けた先生が講師を務めるため、安心して通うことができます。

実際の小学校でプログラミング授業を担当するなど、実績は確かな教室です。

特徴

  1. 最先端の教材を利用しているため他の教室では学べないことも学べる
  2. 有名ソフトの開発者がカリキュラムを作成
  3. 集団レッスンで協調性も学べる

費用

入会金 15,000円
受講料
  • STEM教育コース:10,000円(月額)
  • プログラミング&ロボティクスコース:15,000円(月額)
    ※教室によって若干の差異あり

迷ったらまずは、無料説明会や体験会に参加すること

プログラミング教室は数多くあり、教室によってカリキュラムや教え方が異なります。そのため、子供に合った教室を探すのは一苦労です。なので、まずは無料説明会や体験会に参加することをおすすめします。実際に授業を受けることで、子供の雰囲気に合うのか確かめてみましょう。

ほとんどのプログラミング教室で、無料説明かや体験会を行っているので公式サイトを確認して問い合わせてみてください。

まとめ

今回紹介したように、今後プログラミングの需要は増えてきます。2020年から学校でも義務化されるため、遅れを取らないためにも、なるべく早めにプログラミング教室に通わせることをおすすめします。

ポイントとしては、

こんな方におすすめ

  • プログラミング教室に通うことで学校の授業についていける
  • 自主的に学ぶ力が付く
  • 論理的思考と問題解決能力が身につく

となります。

プログラミング教室は、場所によって教える内容は様々です。

公式サイトを読んだだけでは実際の雰囲気は伝わりづらいので、興味がある教室には無料説明会や体験会へ行き、実際の雰囲気を肌で感じるのをおすすめします。

子供の将来のためにも、今からプログラミングを学んで新しいスキルを身に付けていきましょう。

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