「プレプロってどんなおもちゃ?」
「子どもにプログラミングを触れさせてあげたいけど、あまりスマホやパソコンは使わせたくない。プレプロだと使わないと聞いたけどどうかな?」
「プレプロの値段っていくら?孫のプレゼントにちょうどいいかな?」
など、『プレプロ』について気になっていませんか?
プレプロとは、パソコンやタブレットなしでプログラミングに触れることのできるキットです。電子機器を使わずに、ブロック並べやすごろくゲームなどのアナログな遊びができます。
対象年齢は3歳~5歳となっており、未就学児のプレゼントにもピッタリ。
このページでは、プレプロについて以下の内容をお伝えしていきましょう。
このページでわかるプレプロのこと
- 基本情報
- 遊び方
- 値段
- おすすめする人
- 電子機器を使わない絵本やプログラミングドリルの紹介
順番に見ていきましょう。
プレプロとはパソコンやタブレットなしでプログラミングに触れることのできるキット
まず、プレプロの基本情報をお伝えしましょう。
- パソコンやタブレットを使わないプログラミング トイ・キット
- 株式会社ポプラ社と株式会社アーテックの共同開発
- 対象は未就学児(主に3歳~5歳)
プレプロとは、冒頭でもお伝えしましたが、一言でいえば「パソコンやタブレットなしでプログラミングを学べるキット」。
「プログラミングを学ぶ教材」と聞くと、「パソコンなどの電子機器を使わないといけない」という先入観がありませんか?
しかし、プレプロだと電子機器に触れなくてOK。電子機器を介することなく、プログラミングの概念に触れられるトイ・キットなのですね。
子どもにパソコンやタブレットはまだ使わせたくないという親にこそおすすめ
プレプロはまさに「子どもにパソコンやタブレットはまだ使わせたくない!」という親におすすめです。
子どもにパソコンやタブレットを使わせることに不安を覚える方は多いでしょう。
実際のところ、子どもにパソコンやタブレットを使わせる悪影響について、どんなものがあるのかまとめました。
- 視力の低下
- 依存性が強く手放せなくなる
- ストレートネックになる(特にスマートフォンの場合)
これら悪影響は大人でも同じことですね。
ただ、筆者自身の経験からも、小さな子どもにいきなりパソコンやタブレットなどを使わせるのは、あまり良いとは思えません。
子どものころからパソコンやタブレットばかり使わせると、視力低下の可能性は確実にある!
子どものころからパソコンやタブレットばかり使わせると、視力の低下は確実にあります。
筆者自身の体験談になってしまうのですが、子どものころにテレビゲームに依存し過ぎて近視が進み、小学生のころからメガネを使っていました。今では裸眼で視力0.0~です。
大人になってからはコンタクトレンズを使っていますが、実はレンズのアレルギーで、目薬でアレルギーを抑えながら使う日々。
さらに、ワンデイの使い捨てのコンタクトレンズを使っているため、年間6万円以上レンズ代に支払っています。
将来これだけ目のケアにお金を使うことを知っていれば、子どものころにテレビゲームに依存していなかったのに……と後悔しています。
同じことが、パソコンやタブレット、スマートフォンに依存している今の子どもたちにいえるのですね。
プログラミング教育のためには、いずれパソコンやタブレットに触れなければなりません。もちろん、プログラミングでなくとも、誰しも日常的にスマートフォンに触れています。
ただ、子どもの健康やその後かかる医療費やレンズ代を思えば、はじめからいきなり電子機器に触れさせるのは十分考えてからがいいと感じますね。
そのため、ぜひ同じような考えの保護者の方にこそプレプロをおすすめしたいのです。
株式会社アーテックとは老舗の教材メーカー
さて、プレプロを手がけているのは「株式会社アーテック」です。
株式会社アーテックとは、設立1960年の老舗教材メーカー。幼稚園や学校教材の製造・販売にとどまらず、子ども向けプログラミング教室の運営もおこなっています。
プログラミング教室の「エジソンアカデミー」「自考キッズ」「FirstSTEAM」といった教室も運営しています。
さらに、2018年には経済産業省主催の「第7回ものづくり日本大賞」の特別賞も受賞。実績も含め信頼できる企業なのですね。
株式会社アーテックの手がけている教材や、プログラミング教室の紹介記事を集めました。
こちらはアーテックの有名商品、アーテックブロックの紹介です。後ほどアーテックブロックについて紹介しますが、どんな商品があるのかぜひご覧になってみてください。
こちらは、アーテックの運営するプログラミング教室「エジソンアカデミー」の紹介です。
こちらは、アーテックが主催するプログラミング検定「ロボプロ検定」の紹介。
さらに、アーテックが制作協力しているプログラミング教材として、SONY製の「KOOV」もあります。
プレプロではブロック並べやすごろくゲームができる!遊び方を解説
では、プレプロはどうやって遊ぶのかお伝えしていきましょう。プレプロでは、ブロック並べやすごろくゲームなどができます。
プレプロは、以下の内容がセットになっています。
- アーテックブロック(46個)
- ブロックワークブック(64問)
- ゲームシート(すごろくゲームとロボット操作ゲーム)2種
- プレプロのてびき
プレプロではこれらのセットを使い、さまざまな遊びをしていくのですね。
その前にぜひ知っておいていただきたいのが、セットの中にある「アーテックブロック」の存在。
アーテックブロックとは縦・横・ななめにつなげられるユニークなブロック
アーテックブロックとは、縦・横・ななめにつなげられるユニークなブロックです。プレプロの一番の魅力といえば、このアーテックブロックでしょう。
アーテックブロックの特徴をまとめました。
- 縦・横・ななめにつなげられるブロック
- 2014年にグッドトイ賞を受賞
- 世界25カ国、全国4,000カ所以上の幼稚園・保育園で使われている
よくブロックといえば、レゴ社製のブロックを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?レゴ社製のブロックは細かく丹念な表現が得意としています。
一方アーテックブロックは、小さな子どもでもかんたんにブロック同士をつなげることができ、容易に自分のしたい形にできる特徴があります。
Amazonでのアーテックブロックの評価を見ると「レゴ社製のブロックよりも、アーテックブロックのほうが子どもの反応が良かった」といった声も。Amazonでの評価も上々です。
レゴ社製のブロックとアーテックブロックの反応を比較して、購入してあげるのもいいのではないでしょうか?
プレプロでは8つのジャンルに分かれたワークと2種のゲームができる
さて、プレプロではブロックワークブック(64問)の中で8つのジャンルに分かれたワークと2種のゲームができます。
8つのジャンルの種類は以下のとおり。
- 枠からはみ出さないようにブロックを並べていく:しきつめパズル・かたちあわせパズル
- ブロックを組み合わせて立体にする:りったいパズル
- スタートからゴールまでブロックを並べていく:いろのいかだつなぎ
- 角度からの見え方からブロックの形を判断する:いろいろなむきからみてみよう
- ブロックが崩れないように積み重ねていく:バランスパズル
- 回転する歯車からブロックが落ちない乗せ方を探す:かいてんバランスパズル
- 歯車を組み合わせて歯車がきちんと回るようにする:はぐるまパズル
歯車が登場したりブロックを並べたりするなど、アナログならではの子どもが集中できそうな遊びができますね。
一人で遊ぶのではなく、2、3人が集まって競い合うのも楽しそうです。
さらに2種のゲームはこちら。
- すごろくゲーム:だいぼうけん!おたからアイランドすごろく
- ロボット操作ゲーム:ロボットたんけんたいゲーム
「すごろく」や「たんけん」と聞くと、子どもだけでなく大人もワクワクしませんか?ぜひ家族そろって、大人も童心に戻って遊んでみてはいかがでしょう。
ちなみにこれらのゲームは、「アンプラグド・コンピュータサイエンス」と呼ばれるもの。コンピュータを使うことなく、情報科学を教える方法のことをいいます。
パソコンを使わずに子どもにプログラミングの概念を教えられるだけでなく、アナログならではの安心感も伝わるはずです。
プレプロの値段は4,620円
プレプロの値段は4,620円(税込)です。
参考として、例えばアーテックブロックのバケツに入ったピースを組み立てていくおもちゃだと、プレプロと同じような値段で手に入ります(Amazonだと値段が変化するため、その都度ご確認ください)。
一方、アーテックロボシリーズだと1万以上は確実に超えるので、プレプロは「1万円以下に抑えたい」方におすすめですね。
ぜひ子どもや孫のプレゼントにいかがでしょうか?
プレプロをおすすめする人
ここまでお伝えしてきた内容をまとめて、あらためてプレプロをおすすめする人をまとめました。
- 子どもにまだパソコンやタブレットは使わせたくない
- 遊びながらプログラミングの基礎概念を身に付けさせたい
- 1万円以下で子どもや孫のプレゼントを贈りたい
- 未就学児向けプレゼントを贈りたい
- 子どもにアーテックロボの前段階として贈りたい
- ブロック遊びが好きな子どもに贈りたい
- 家族そろって遊べるおもちゃがいい
- アナログなおもちゃがいい
ゲームのやりすぎなどで、早くから目を悪くしてしまう子どもがいます。ぜひ、プレプロで健康的にプログラミングに触れさせてあげてはいかがでしょう?
子どもにパソコンやタブレットを触れさせたくないなら、絵本やプログラミングドリルもおすすめ
プレプロについてお伝えしてきましたが「子どもにパソコンやタブレットを触れさせたくない」という方向けに、他にもおすすめの教材があります。
この章では、紙の上で学べる絵本とプログラミングドリルを紹介しましょう。
絵本は未就学児向け、小学1年生向けとありますが、プログラミングドリルは基本的に小学生向けです。
おすすめ絵本1「ルビィのぼうけんシリーズ」
おすすめ絵本の1冊目は、世界的ベストセラー「ルビィの冒険シリーズ」です。「プログラミングについて触れるなら、まずはこの絵本から」という本ですね。
お話の内容は、好奇心旺盛な女の子ルビィが宝石集めを通じて、プログラミングの概念に触れていくというもの。未就学児向けです。
ぜひ、ルビィと同じ女の子に読んでほしいですし、もちろん男の子にもおすすめの1冊です。
おすすめ絵本2「アベベのぼうけん」
2冊目は「アベベのぼうけん」です。主人公アベベが、冒険を通じてプログラミングの概念に触れるというもの。
すごろくゲームのように遊べますし、「反復」「分岐」「無限ループ」などのプログラミングの概念が登場します。
小学1年生以上向けなのですが、未就学児にもおすすめですし、同じ監修者のピタゴラスイッチが好きな子にもおすすめの1冊です。
おすすめ絵本3「さわって学べるプログラミング図鑑」
3冊目は「さわって学べるプログラミング図鑑」です。こちらは絵本ではなく図鑑ですね。
引っ張ったり、めくったりなど、飛び出す絵本のような仕掛けから、プログラミングのシミュレーションを学べます。文字からではなく、視覚からプログラミングの概念に触れていくのですね。
小学生向けの本ですが、視覚から学べるため、未就学児にもおすすめの1冊です。
おすすめプログラミングドリル1「ドリルの王様 楽しいプログラミングシリーズ」
つづいてはおすすめプログラミングドリルの紹介です。まずは「ドリルの王様 楽しいプログラミングシリーズ」です。
ドリルの王様では「順序」「繰り返し」「分岐」などのプログラミングの基本となる概念が登場します。
かわいらしいイラスト付きでAmazonの評価も高く、「プログラミングに必要な考え方のポイントがまとまっている」との声があります。
プログラミングドリルといえばこれ!という定番ですので、まずは定番を押さえたい方におすすめですね。
おすすめプログラミングドリル2「すみっコぐらし学習ドリル 小学1・2年はじめてのプログラミング」
2つ目のプログラミングドリルは、「すみっコぐらし学習ドリル 小学1・2年はじめてのプログラミング」です。
中身は意外に本格的で「順序」「反復」「分岐」「二進法」などの考え方が登場します。Amazonでの評価も上々。
小学1・2年生向けですみっコぐらし好きな子どもにおすすめですね。
おすすめプログラミングドリル3「論理的思考力を育てる プログラミングれんしゅうちょう」
3つ目のプログラミングドリルは、「論理的思考力を育てる プログラミングれんしゅうちょう」です。
身近なテーマに結び付けて、プログラミングの概念が学べるよう作られているドリルですね。絵本を読むように進められます。「順次」「繰り返し」「分岐」、「フローチャート」などの考え方が登場します。
小学校に上がる前から小学校1年生までが対象なので、未就学児にもおすすめです。
【まとめ】子どもの目の健康のためにも、プレプロでプログラミング学習をさせてあげよう
最後に、プレプロと一緒にお伝えしてきた内容をまとめましょう。
- プレプロとはパソコンやタブレットなしでプログラミングを学べるキット
- プレプロはアーテックブロック(46個)・ブロックワークブック(64問)・ゲームシート(すごろくゲームとロボット操作ゲーム)2種がセットになっている
- 枠からはみ出さないようにブロックを並べていく「しきつめパズル・かたちあわせパズル」や、「すごろくゲーム」などができる
- プレプロの値段は4,620円
- プレプロをおすすめしたい人は「子どもにまだパソコンやタブレットはまだ使わせたくない」「遊びながらプログラミングの基礎概念を身に付けさせたい」など
- 子どもにパソコンやタブレットを触れさせたくないなら、「ルビィのぼうけんシリーズ」の絵本や「ドリルの王様」などのプログラミングドリルもおすすめ
ぜひ、子どもの目の健康のためにも、プレプロでプログラミングに触れさせてあげてはいかがでしょう?