「アーテックロボ2.0ってどんなおもちゃ?」
「アーテックロボ2.0の値段っていくら?」
「前のアーテックロボと何が違うの?」
など、『アーテックロボ2.0』について気になっていませんか?
アーテックロボ2.0は、アーテック社から発売されているロボットプログラミングキットのこと。
2019年7月現在、「アーテックロボ」シリーズの最新版になります。
今回は、そんなアーテックロボ2.0について
- 値段
- 特徴(使っているパーツ・できること・前世代との違いなど)
- オススメする人
それぞれ解説していきましょう!
アーテックロボ2.0とは?
まず、アーテックロボ2.0の概要を簡単にまとめました。
アーテックロボ2.0はこんなロボットプログラミングキット
- アーテック社が手掛ける「アーテックロボ」の次世代機
- 「アーテックロボのブロック」+「プログラミングソフト」を合わせている
- 対象年齢8歳以上(子供だけでなく大人も楽しめる)
- 「Scratch3.0」ベースのビジュアルプログラミングを採用
- 学校や塾などプログラミングを学ぶ教室でも、試験的に導入されている
続いて、アーテックロボ2.0の値段について見ていきましょう。
アーテックロボ2.0の値段
アーテックロボ2.0は、「基本セット」「クリエイティブスマートトイセット」と2種類あります。
「基本セット」は32,408円(公式サイトの値段・税抜)で、Amazonなどでも購入可能。現在は基本セットのみ販売されています。
一方の「クリエイティブスマートトイセット」は、2019年秋発売予定です。
ちなみに、前世代のアーテックロボ「ベーシック」は30,186円、「アドバンス」は42,120円なので、アーテックロボ2.0は前世代と同じくらいの値段になりますね。(調査した時点での値段なので変わる可能性があります。)
アーテックロボ2.0の特徴
アーテックロボ2.0の特徴について、前世代のアーテックロボと比較しながら解説しましょう。
アーテックロボ2.0のパーツと機能
アーテックロボ2.0のパーツと機能について、前世代の同じ部分と、違う部分で分けて解説しますね。
前世代のアーテックロボと共用しているパーツ
まず、前世代のアーテックロボと、アーテックロボ2.0で同じパーツは以下のとおりです。
アーテックロボ2.0と前世代のアーテックブロックで共用しているパーツ
- アーテックブロック(ブロック部分)
- ロボットパーツ(ブロックを動かすためのパーツ)
アーテックロボシリーズの特徴、「タテ・ヨコ・ナナメと使えるブロック」がありますが、基本的にそこは同じですね。
アーテックロボ2.0に内蔵されているパーツと機能など
対して、アーテックロボ2.0と前世代のアーテックロボでは、「いくつかのパーツがすでに内蔵されている」と「Bluetoothなどの新機能などが搭載されている」点などが異なります。
アーテックロボ2.0に、組み立て前にすでに内蔵されているパーツと新機能などをまとめると、このようになります。
アーテックロボ2.0に内蔵されているパーツや搭載機能など
- 5×5(25個)のフルカラーLEDが内蔵
- 各種センサー7個(光センサー、温度センサー、加速度センサーなど)が内蔵
- ブザーが内蔵
- Bluetooth、Wi-Fiによる無線機能が搭載
- マルチOS(Windows/Mac Android/iOS/ChromeOS)に対応可能
アーテックロボ2.0と前世代のアーテックロボとの違い
お伝えしたパーツの内臓や新機能を踏まえて、前世代のアーテックロボと、アーテックロボ2.0の違いを以下のとおりにまとめました。
前世代のアーテックロボよりも進化した部分
- LEDやセンサーなどがすでに内蔵されているので、複雑な組立や配線などの時間・手間が少なくなった(ブロックは組み立てる部分あり)
- WiFiが搭載されているので、アーテックロボ2.0同士で通信が可能
- 作成したビジュアルプログラミングを、「Python(パイソン)」言語に変換可能
- プログラム容量が大幅にUPしたことで、複数のプログラム(最大10個)を1台に書き込むことが可能
- Python言語対応、Wi-Fi対応なので、IoT学習にも使える
これらが、アーテック2.0が前世代と比べて進化した部分ですね。
前世代と時間短縮を比較すると、組み立てが8分~10分短縮可能になった
とくに注目していただきたいのは、パーツが内蔵されたことで「前世代よりも、組み立ての時間短縮が可能になったこと」です。
実際、アーテックロボ2.0と前世代だと、ロボットの制作にこれほどの時間差があります。
アーテックロボ(前世代) | アーテックロボ2.0 | |
押しボタン式信号機 | 10分 | 2分 |
ライントレースカー | 15分 | 5分 |
自動搬送システム | 20分 | 10分 |
チャットシステムの構築 | 〇 | 〇 |
デバイス間通信 | × | 〇 |
(出典:教育機関の方へ | 株式会社アーテック)
前世代のアーテックロボよりも、アーテックロボ2.0の方が約8分~10分早く組み立てられるようになったのですね。
より、手軽度が進んだことがわかります。
アーテックロボ2.0でできるロボットの種類
アーテックロボ2.0の「基本セット」だと、前世代と同じようなものが作れます。
アーテックロボ2.0基本セットで作れるもの
- 自動車用信号機
- 押しボタン式信号機
- 自動搬送システム
- アームロボットカー
- 二足歩行ロボット
一方、2019年秋に発売される「クリエイティブスマートトイ」だと、「体感ゲーム」「楽器」「ロボット」「パーティーゲーム」などを作って楽しめます。
アーテックロボ2.0 クリエイティブスマートトイで作れるもの
- 風船爆発ゲーム
- 瞬間居合切り
- 釣りゲーム
- 早打ちガンマン
- センサーギター
クリエイティブスマートトイの方だと、よりアクティブなおもちゃを作れます。
より、「アクティブに遊びたい」という方は、クリエイティブスマートトイの方がよさそうですね。
アーテックロボ2.0にオススメの人
最後に、アーテックロボ2.0をオススメしたい方をまとめました。
アーテックロボ2.0はこんな方におすすめ
- アーテックブロックロボシリーズが好きで、さらに進化したもので遊びたい
- 簡単にプログラミングを作成したい
- 買ってすぐに楽しみたい
- 組み立てが複雑でない、ロボットプログラミングキットを使いたい
- ロボット同士でやり取りがしたい
前世代のアーテックロボよりもさらに進化したアーテックロボ2.0。
ぜひその手で実際に触れて楽しんでみてください!